次に個人が狙う銘柄をシュミレートせよ
1月第1週(4~8日)の投資部門別株式売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1.2部と新興企業向け市場合計)では、外国人が7,080億円買い越した。買い越しは7週連続、外国人はこの7週間で、2兆235億円の買い越しである。
一方、個人投資家は現物と信用の合計で、7週連続で売り越した。個人はこの7週間で1兆6,026億円売り越した。また、国内法人は6週連続で売り越した。この6週間での売り越し額合計は4,085億円だ。
つまり、日経平均が昨年11月27日の安値9076.41円を付けた後、今年1月15日に10982.10円まで駆け上がる過程で、外国人が一貫して日本株を買い上がり、個人および法人の国内勢が一貫して売り上がったことがわかる。特に、個人投資家の売り越し額の大きさが目を引く。
一般的な個人投資家は逆張り志向だ。下がれば買い向かい、上がれば売り向かうことが多い。逆に、外国人投資家は順張り志向だ。下がるから売り、上がるから買うという投資手法を好む。ボックス相場では、個人投資家の手法が良好なパフォーマンスが期待できるが、今回のように上昇トレンドが発生すると、結果として、相場にうまく乗れない個人投資家は多いことだろう。
しかし、個人投資家はここまでの相場で保有株の売却を粛々と行い、潤沢な待機資金を有している。よって、デイトレーダーたるもの、この個人マネーが、どのような動きをするかを予想し行動することが今後の相場で良好なパフォーマンスを得る上で、非常に重要だろう。そこで今回は、「過去1ヵ月の株価騰落率」「予想配当利回り」「取り組み妙味」の、3つの視点から有望な銘柄群の抽出を試みた。(次ページへ続く)














