米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイ社が先月25日に発表した2008年度10月-12月期決算は純利益が1億1700万ドル(113億円)と前年同期比で96%減と大幅に落ち込んだ。金融危機の影響により投資事業などが不振に陥ったためで、08年通期でも純利益は49億9400万ドルと前期に比べ62%減少した。
米国で「オマハの賢人」と呼ばれ敬愛されるバフェット氏は、先月に米経済誌フォーブスが発表した2009年版の世界のCEO(最高経営責任者)長者番付でも2年連続の首位を獲得している。米マイクロソフトの会長であるビル・ゲイツ氏が常勤の会長職を08年6月に退任したため、ランキングの対象から外れたことで首位を独走しており、バークシャー・ハサウェイ株の時価総額が推定359億ドルに達し、2位のオラクルCEOであるラリー・エリソン氏の自社株保有資産の2倍に達していた。
しかし先月20日の米株式市場では、08年第4四半期決算での業績内容を懸念する売りが強まり、同社株は一時2003年9月以来、約5年ぶりの安値を付けた。昨年には新大統領のオバマ氏が財務長官として候補にもあげた株式投資のカリスマも世界同時不況に苦しんでいる。
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