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【デイトレ・株】踏み上げ相場で狙うべき銘柄の条件

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2009/04/16 09:00

 信用取引で買戻しが起こり、株価が上昇する「踏み上げ相場」が起きることがある。そのときデイトレーダーが狙うべき銘柄を決める、3つの条件を紹介しよう。【バックナンバーはこちら】

信用取引で起こる「踏み上げ相場」とは?

 初中級のデイトレーダーは、「踏み上げ相場」と言う言葉を聞いたことがあるだろうか?  株式相場では、信用取引で空売りしていた投資家が、空売りした銘柄の株価上昇に耐えられず、損失覚悟で買い戻すことを「踏む」と言う。

 長らくの下落相場が続き、空売りが大量にたまった後、一気に株価が底入れ反転し、上昇を開始すると、この「踏み」が売り方に連鎖するものだ。この「踏み」が原動力になって、さらに株価が上昇するという状態になることがある。これが「踏み上げ相場」だ。

逆日歩銘柄が高水準に推移したら、「踏み上げ相場」を予測せよ

 4月3日付け日本経済新聞は、「信用売りを行う投資家が、証券金融会社に手数料(逆日歩)を支払う必要のある逆日歩銘柄の数が、高水準で推移している。逆日歩は信用の売り手にとってコスト増加につながるため、株式を買い戻して信用売りを解消しようとする動きも広がっている。

 買い戻しが増えることで株式相場が一段と上昇すると予想する声も出ている。日本証券金融によると、4月1日申し込み時点の逆日歩付き銘柄数(東京証券取引所とジャスダック証券取引所の合計)は609銘柄で、1年前よりも7割近く増えた。直近では3月期決算企業の配当の権利確定日だった3月25日に過去最高の776銘柄を記録。その後も高水準で推移している」と報じている。

 逆日歩とは、信用取引において、ある銘柄について空売りする人が増えて、貸し出す株が足りなくなってしまうと、日本証券金融などの証券金融会社でが、空売りしている人から徴収する上乗せ分の株の品貸し料のことだ。この徴収された逆日歩は、信用取引で買っている投資家が受け取ることになる。逆日歩銘柄が高水準に推移しているというニュースを聞いたら、デイトレーダーたるもの、直ぐに、「あぁ、踏み上げ相場がやってくるな!」とピンとこなくてはならない。

信用倍率に異常値が出たら、「踏み上げ相場」を予測せよ

 なお、東証が、3月31日発表した3月27日申し込み時点の信用取引の買い残は、8,987億円と前週比で990億円減少し、03年3月以来の低水準となった。一方、売り残は923億円増えて9,944億円と、買い残を上回り、信用倍率は0.90倍と、約7年ぶりに1倍を割り込んだ。なお、信用倍率とは、信用買い残÷信用売り残、で求める。

 信用取引は、原則として、半年以内に反対売買しなくてはならない。つまり、信用倍率1倍割れとは、将来の売り需要である信用買い残よりも、将来の買い需要である信用売り残の方が多いということだ。通常の場合、買い残が売り残を上回っているのだ。このため、信用倍率の1倍割れというのは、ある意味異常値だ。それだけ、将来の値下がりを期待、予測した投資家が多かったということだろう。このような、信用倍率に異常値が出た場合も、デイトレーダーたるもの、すぐに、「あぁ、踏み上げ相場がやってくるな!」とピンとこなくてはならない。

 このように、逆日歩高水準や信用倍率低下を確認したら、デイトレーダーが狙うべきは、当然、売り方の踏みが期待でき、踏み上げ相場に発展する銘柄ということになる。(次ページへ続く)


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