FX会社を選ぶ4つのポイント
FXを始めるには、まずは口座開設をすることが必要です。色んな会社があるので、どこで取引をしようか迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで今回はFX会社を選ぶ時の主なポイントを取引手数料・スプレッド・スワップ金利・信託保全の4点に絞って説明します。
投資のスタンスによって、どの条件を重視するのかが変わるため、どこの会社が一番とは一概に言うことはできませんが、それぞれの会社に良さがあるので、自分の取引スタイルに合ったところを選びましょう。
ポイント1.取引手数料
1回の取引にかかる手数料です。最近では、取引手数料が無料の会社が増えています。
ポイント2.スプレッド
FXを取引する際には、Ask(アスク)とBid(ビッド)の2つの為替レートが表示されます。通貨を買う時のレートがAsk、通貨を売る時のレートがBidで、この差をスプレッドといいます。スプレッドが小さいほど取引コストが下がり、利益を出しやすくなります。
例えば、ドル円のスプレッドが2銭のFX会社であれば、Ask=1ドル92.32円、Bid=1ドル92.30円といったようにレートが提示されます。ドル円を買う場合は、Ask=1ドル92.32円で買い、決済をする時にはBid=1ドル92.30円で売ります。つまり、ドル高に2銭動いて初めて損益がゼロになり、3銭以上進むと利益が出ます(スワップ金利、取引手数料は考慮しない)。

また、スプレッドは通貨ペアによって異なり、為替相場が急に大きく動いた時には、スプレッドが開く場合があることも覚えておきましょう。
短時間で小さい利益を積み重ねていく取引をする人は、取引コストを小さくしたいため、スプレッドと取引手数料を重視します。しかし、スワップ金利を目的とした取引をする人は、スプレッドよりもスワップ金利のほうが取引結果に大きな影響を与えます。
ポイント3.スワップ金利
1日に受け取るスワップ金利は小さいですが、長期投資をする人はスワップ金利の高い会社で取引をすると、利益が大きくなります。
例えば、A社の提供する豪ドルのスワップ金利は1日50円、B社は40円とします(2008年4月時点)。A社で豪ドルを取引すると、1年間で50円×365日=18,250円を受け取ることができます。
一方、B社では1日40円×365=14,600円となり、A社とB社では3,650円の差が開きます。保有期間が長いほど、利益の差は大きくなり、3年間保有するなら、A社で取引したほうが1万円近くスワップ金利を多く受け取ることができます(金利は変動しないものとして算出)。
ポイント4.信託保全
信託保全とは、預け入れた資金を信託銀行の信託口座で管理することです。これにより、万が一、FX会社が破綻しても、預け入れている資産は守られます。
残念ながら、過去に破綻したFX会社の中には、顧客の保証金を会社の資産を分けていなかったり、顧客の保証金を会社の運転資金に流用するなど管理の不十分なところがあり、顧客のお金が返ってこないというトラブルが起きました。そのため、安心して取引をするためには、信託保全を導入している会社を選びたいです。
ただし、信託保全を導入しているからといって、絶対に安全というわけではありません。どこまで保全されるかは会社によって異なりますので、口座を開く前にFX会社に問い合わせをするなど、確認をするようにしましょう。
また4月28日に、金融庁は、顧客の資産を保護するために、信託保全の導入を義務化する規制案を公式に発表しました。これによりFXを始めやすい投資環境が整いつつあると考えられます。他にも、レバレッジの上限を制限する流れもあり、この規制強化の動きについては賛否両論様々な意見が出ています。
さて、次に上記4点以外の気になるポイント「取引単位」や「通貨ペア」についても見ていきましょう。(次ページへ続く)







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