連日の猛暑の影響で、涼感を意識した商品の売れ行きが好調だ。夏場に売り上げが伸びる代表的な食品としては、ビールやアイスクリームがあるが、埼玉県深谷市に本社を持つ赤城乳業の看板商品「ガリガリ君」の7月の売り上げは、7月20日までで前年比25%増に達したという。
60円アイスの代表的な商品として知られる「ガリガリ君」は、1981年に当たり付きアイスキャンディーとして登場。当時の価格は1本50円だった。2008年には販売本数2億5500万本を達成、2009年も2億4,500万本を販売、「ガリガリ君」は日本で最も売れているアイスキャンディーのひとつといえる。
当初のフレーバーはソーダ・コーラ・グレープフルーツだったが、現在はレモンスカッシュや梨などさまざまな種類の商品が販売されている。ワンランク上の美味しさが楽しめるガリガリ君リッチシリーズでは、チョコチョコチョコチップ、チョコバナナ、コーヒーゼリーミルク味を展開し、箱入りのファミリーサイズ、マルチでは夕張メロンミルク味や巨峰も楽しめる。
ガリガリ君は、イガグリ頭のガリガリ君のキャラクターを起用したテレビCMをはじめとして、「元気で、楽しく、くだらない」というガリガリ君の世界観をモットーに、これまでさまざまなプロモーションが行われている。
発売25周年の2006年には、ひとつの商品に3種類の異なるパッケージを用意したり、必要のないスプーン入れを作って店頭に設置したりしている。09年の夏には、夏休み思い出企画と銘打った「ガリガリ君温泉」を箱根小涌園ユネッサンに期間限定でオープンし、入浴剤も特別販売するなど、遊び心あふれる企画を行っている。
今年は「ガリガリ君スペシャルバージョン」として、日本サッカー協会とライセンス契約を結び、ガリガリ君が日本代表のユニフォームを着たソーダ味の「ガリガリ君 SAMURAI BLUE」を発売。
また夏季限定サイトとして、ウェザーマップ社とのコラボ企画でお天気予報サイト「ガリ天2010」をオープン。サイトでは、全国各地の天気予報とともに、「1ガリ」から「3ガリ」までの「ガリ指数」を地図上に表示。「ガリ指数」とは、各地の気象情報をもとに「ガリガリ君」欲を予想し、単に暑い寒いだけではなく、体感を科学的に分析し数値化したデータから導き出される実感に近いオリジナルの指数だという。
赤城乳業のコーポレート・スローガンは「あそびましょ。」ガリガリ君はこの夏も遊び心と冷たいアイスキャンディーで、暑さを忘れるひとときを提供してくれる。
【関連記事】
・ガリガリ君はなぜヒットしたのか 赤城乳業「くだらなさ」徹底主義を解読
・不況でも売上を伸ばしている「回転寿司」 値下げしてなぜ儲かるのか
・不振続く自動車業界でひとり気を吐くガリバー「常識外れのビジネスモデル」
・かつて30兆円市場を誇ったパチンコ業界、淘汰の時代へ






人気企業の タクトホーム と スター・マイカ
平均年収が650万円なのはどっちの会社?
タクトホームの平均年収を見る
スター・マイカの平均年収を見る