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1本80円も登場「激安飲料自販機」ビジネス
サラリーマンの副業としても人気沸騰

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2010/09/19 14:00

100円や80円で飲料を販売する激安自販機が、サラリーマンの副業として人気沸騰中だ。24時間営業・現金商売の自販機ビジネスとは。

 近頃、街中で見かける飲料水の激安自動販売機。缶ジュースやコーヒーはもちろん、500mlペットボトルの水やお茶までがすべて100円。なかには、大手飲料メーカーの飲料水が80円や50円という格安で販売されているものもあり、「もう定価販売の自販機なんて利用できない」という人も多いだろう。

 今、この激安自販機がサラリーマンの副業としてにわかに注目を集めており、「自宅前の空きスペースや所有する駐車場内に自販機を設置したい」という問い合わせが殺到しているという。

 従来型の飲料メーカーが設置する自販機は、設置場所を提供するロケーションオーナーになると、自販機が無償で設置され、地代として売上に応じた手数料を受け取れるという仕組み。飲料の仕入れや補充などの手間がかからないものの、毎月の電気代を差し引くとわずかな収益しか残らないのが実情だ。近年はスーパーやドラッグストアなどの安売り店に押されて定価販売に割高感が出ており、飲料自販機の普及台数は2009年時点で214万台と、前年比3.7%の減少となっている(日本自動販売機工業会調べ)。

 一方、街中に増え続ける激安自販機は、激安自販機を管理運営する会社と契約すれば、誰でも自販機オーナーになることができる。売上から自販機のリース代や地代(所有している土地があれば不要)、電気代、飲料の仕入れ代を差し引いた金額を、毎月の収益として受け取れる。

 従来の自販機と異なるのは、自販機を飲料メーカーからの支給ではなく、個人で所有できる点だ。販売する飲料水は複数のメーカーから売れ筋を選んだり、夏は炭酸系、冬はココアなどと季節ごとの売れ筋を扱うことが可能。さらに、価格も自由に設定できるため、工夫次第では飲料メーカーから受け取る地代以上の収益を上げることもできるわけだ。

 とはいえ、100円以下の激安価格でも採算が取れるのだろうか。実は激安自販機を管理運営する会社の多くは、コンビニの在庫整理品やデザインが古くなった商品、賞味期限間近の商品などを安値で大量に仕入れるなどし、販売価格を安く抑えている。

 さらには、価格を抑えるために自社で開発したプライベートブランド(PB)商品を提供する会社もある。ウエックス(大阪市)のPBブランド「TWO DOWN」は、缶コーヒー80円、500mlペットボトル飲料はすべて100円。驚きのプライスを引っ提げて、激安自販機が飽和状態となった関西から東京へ進出を加速させている。

 同社のシステムでは設置場所さえ提供できれば、月々の電気代以外の全費用を自社が負担し、ロケーションオーナーは売上に応じた手数料が受け取れる。しかも、飲料の仕入れや季節商品の入れ替え、売上代金の回収などの面倒な日常管理はすべて自社が行うので、ロケーションオーナーのする仕事といえば毎月の売上明細書を眺めることくらいだ。

 1本当たりの売上額は小さいものの、自販機に24時間働かせてコツコツ稼ぐ激安自販機ビジネス。低所得時代を生き抜くサラリーマンの副業として、一考の価値があるかもしれない。

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