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3D映画、3Dテレビが売れない…
原因は「高い価格」と「コンテンツ不足」

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宮島 理[著]
2010/09/23 10:30

「アバター」で話題になった3D映画、各社参戦で盛り上がる3Dテレビだが、どちらも売上が伸び悩んでいる。ニーズとの乖離はどこにあるのか。  

「アバター」などの3D映画が話題になったほか、3Dテレビも相次いで発売されて、3Dビジネスが盛んとなっている。しかし一方で、期待されたほどは、3D映画も3Dテレビも売れていないようだ。

 3D映画では、3D版と通常(2D)版の両パターンが上映されることが多いが、最近は、3D版の売上が下落傾向にあるという。通常版よりも3D版の方が制作費がかかり、入場料も割高なため、「アバター」効果が薄れるにつれ、3D版を敬遠する客が増えている。

 今年の春から夏にかけて、各社が新製品を続々と投入して力を入れている3Dテレビも、夏から売れ行きが停滞している。薄型テレビ全体の売上に占める3Dテレビのシェアは、せいぜい数パーセント程度と、まだまだ成長途上のジャンルだが、それでも物珍しさからか、夏前までは堅調に売上を伸ばしていた。しかし、3Dテレビそのものが割高であることに加えて、3D対応コンテンツがまだまだ少ないこともあり、その後の売れ行きは伸び悩んでいる。

 3Dテレビについての各種アンケート結果を見ても、ユーザーの冷めた意見が目立つ。東京電力が6月に実施したアンケート結果によれば、約半数の人が「3Dテレビを購入するつもりはない」と答えており、「年内の購入を検討している」はわずか0.7%でしかない。3Dテレビを購入する条件として、半数以上の人が「専用メガネをかけなくても見られる3Dテレビが発売されたら」「3Dで放送する地上波のテレビ番組が増えたら」と答えている。専用メガネの煩わしさとコンテンツ不足がネックとなっているようだ。

 みずほ情報総研が2月から3月にかけて実施したアンケート結果でも、3Dテレビを購入したいとは思わないという人が、約55%を占めた。3Dテレビを購入する条件として、半数以上の人が「通常の機器(2Dテレビ)との価格差の縮小」「3D対応の番組放送の充実」を挙げている。ユーザーのニーズに合ったラインナップが出揃い、3Dテレビが普及するまでには、もうしばらく時間がかかりそうだ。

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