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日本でも増える女社長
トップ女性の名前で一番多いのは「和子」

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宮島 理[著]
2010/11/21 14:30

日本では社長の10人に1人が女性であり、女性社長が活躍している。しかし一方で、大企業の女性役員比率は世界的に見ても低い。

 米国などでは女性の社会進出が進んでいるが、日本でも女性社長が多く活躍していることが明らかになった。東京商工リサーチが今月9日に公表した調査によれば、全国約209万社の女性社長比率は10.1%となっている。都道府県別では東京の12.7%がトップだった。

 女性社長が多い産業はサービス業で、出身大学は日本大学が最多。また、女性社長の名前で一番多いのは「和子」であることもわかった。従来、女性社長は同族継承(親や配偶者の跡を継ぐ)が多かったが、最近はたたき上げの女性社長も増えているという。

 有名な女性社長としては、「アート引越センター」の寺田千代乃・アートコーポレーション社長、外国語学校「ベルリッツ」の内永ゆか子・ベルリッツコーポレーションCEOなどが挙げられる。「ブックオフ」の橋本眞由美社長(現会長)は、パートから社長にのぼりつめたことでよく知られている。

 社長の10人に1人が女性と、女性社長が多く活躍している日本だが、上場企業や大企業の女性役員に目を転じると、状況は一変し、国際的に見て低い水準にとどまっている。米国のNPOが2004年に公表した調査によれば、女性役員比率の世界平均は10.4%で、最も比率が高いのは米国の17.5%だった(調査対象は世界的な大企業200社とその国別)。日本は0.7%と最下位になっている。

 またEU各国では、女性役員比率を引き上げる政策が推し進めており、女性役員比率はEU平均でも10%を超え、高水準だ。さらにノルウェーでは、上場企業の女性役員比率を40%以上にすることを2003年から制度化。7%だった比率が、2008年には40%を超すまでになっている。ただ、目標達成のために政府が未達成企業への制裁をちらつかせたという事情もあるが、女性の社会進出を推し進めている。

 東洋経済の調査によれば、2009年7月末時点で、日本の上場企業の女性役員比率は1.23%となっている。少しずつ比率は増えているが、国際的な水準から見て、まだまだ改善の余地はありそうだ。

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