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1000万画素で5980円のPBデジカメも登場
プライベートブランドが様々な商品に多様化

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宮島 理[著]
2010/11/28 10:30

食品や医薬品だけでなく、デジカメ、オーディオプレーヤーと、PB商品が多様化している。一方、成長を続けてきた日本のPB市場は曲がり角に。  

 小売店が独自ブランドを展開するプライベートブランド(PB)市場がますます多様化している。イオンの「トップバリュー」、セブン&アイの「セブンプレミアム」をはじめ、食品や雑貨、さらには医薬品などのPBもすっかりお馴染みだ。最近では、デジタルカメラからオーディオプレーヤー、CDまで、さまざまな種類のPBが展開されている。

 11月中には、DPE(写真の現像・焼き付け・引き伸ばし)大手のプラザクリエイトからPBデジカメが発売される。1000万画素で5980円という割安価格だ。DPEはデジカメを取り扱う小売店ではなく、写真のプリントを行う業態だが、PBデジカメを販売することで、プリントサービスの利用増につなげる戦略である。なお、家電量販店ではすでに、PBデジカメが販売されている。ケーズデンキでは、アメリカの家電量販店ベスト・バイ製PBデジカメ「インシグニア」(1000万画素、7980円)を販売している。

 カー用品小売のオートバックスでは、PBオーディオプレーヤーを販売している。価格面だけでなく、ユーザーに近い小売店ならではの発想で、バックカメラや地上デジタル放送チューナーといった各種カーAV機器との拡張性も充実している。また、CD小売のTSUTAYAでは、以前からPBのCDシリーズ「ザ・ベスト・バリュー999」を販売しているが、173タイトルのラインナップ累計で売上50万枚を突破している。

 PBは世界的に広まっており、2005年時点で、スイスでは商品の45%がPBだった。他の欧米諸国でも30%前後とPB比率は高い。一方、日本ではPB比率が5%と低かったが、近年、日本のPB市場は成長を続けてきた。富士経済の試算によれば、日本のPB市場は食品関連だけでも2兆円超の規模になっている(2009年)。

 ただ、日本のPB市場は2010年になって伸び悩んでいる。PBではない既存のメーカー商品が値下げを進めるなどしたため、安さを売りにしているPB商品は苦境に立たされている。PB市場の正念場と言えるだろう。

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