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マクドナルド24時間対応「宅配サービス」開始へ
海外の成功事例、国内で通用するか

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宮島 理[著]
2010/12/12 14:30

マクドナルドが宅配サービスを一部店舗で開始する。10年前はオフィス向けだったが、今回は家庭もターゲット。新たなニーズを掘り起こすか。

 マクドナルドがハンバーガーの宅配サービスを開始する。一部報道によれば、12月20日から東京・世田谷の一部店舗でサービスがスタートして、順次、全国に宅配サービスに対応した店舗を増やしていくという。24時間オーダー可能で、家庭やオフィスにマクドナルドの味が届けられる。

 すでにモスバーガーやフレッシュネスバーガーといった他のハンバーガーチェーンでは、以前から宅配サービスが一部店舗で開始している。いずれも、商品の料金とは別に宅配料金300円程度が必要になるケースが多い。マクドナルドの宅配サービスの料金体系がどうなるかは現時点では不明だ。

 日本以外の国では、すでにマクドナルドの宅配サービスは「マックデリバリー」として定着している。1995年にエジプトでまず導入され、今では、韓国や台湾など約20の国・地域で展開されている。コールセンターで一括してオーダーを受け付けた後、最寄りの店舗からバイクで宅配される。「マックデリバリー」は、全世界で1億ドルを超す売り上げを達成している。

 中国でも、マクドナルドの宅配サービスは人気だ。マクドナルド・デザインのユニフォーム、ヘルメットに身を包んだスタッフが対応している。商品はリュック型の保温ボックスに入れられて、スタッフがそれを背負って、マクドナルド・デザインのバイクで宅配する。

 日本では初めてとなるマクドナルドの宅配サービスだが、実は10年前にも一部店舗でネット宅配サービスが導入されたことがある。東京都心のごく一部の店舗で、2000年から「ビジネスエクスプレス」というオフィス向けネット宅配サービスを行ったことがあるのだ。この時は、宅配先がマクドナルドの店舗に隣接する建物に限定されており、オフィス街の客を取り込むためのものだった。

 今回、新たに始まる宅配サービスは、オフィスだけでなく家庭もターゲットにし、新たなビジネスモデルの展開を狙っている。国内ではコンビニエンスストア大手のファミリーマートが宅配サービスの強化に乗り出すなど、事業を広げているが、ファーストフード業界で、マクドナルド得意のマーケティングと広告展開によって、どこまで宅配に対するニーズを掘り起こせるか注目だ。

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