自宅や友人宅で飲酒をする「宅飲み」が人気だ。株式会社クロス・マーケティングが、全国の20~69歳の人を対象に実施したアンケート調査によると、「宅飲み」を実施したことがあると回答した人の割合は70.8%で、昨年の67.1%から増加している。
またその頻度は、全体の41.8%が月に1日以上実施していると答えている。景気の先行きに不透明感が漂っていることもあって、「宅飲み」が広がっていることが分かる。
同社のアンケートでは、「宅飲み」で飲まれるドリンクについても、調査を行っている。それによると、ビールが70.4%で昨年度より7.9%減少、発泡酒が36.1%で8.6%減少している。一方、第三のビールが31.7%で、2.3%の増加、ノンアルコールビールは5.5%で1.6%の増加だった。予算を抑えるため、お酒の種類をリーズナブルな「第三のビール」に代える傾向があるものの、7割近い人が「ビール」を口にしている。居酒屋などと比べて、割安で飲めることから、ビールの割合が高いとみられる。
それでは、「宅飲み」の予算はいくらぐらいなのだろうか。ネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアの調査によると、1人当たりのお酒の購入額は「500円未満」が24.1%で最も多く、続いて「500円~1000円未満」が20.3%だった。また、つまみの購入額は、「500円未満」が25.1%で、「500円~1000円未満」が25.8%と、消費者の財布のヒモは固い。
またアサヒビールが発売するウイスキー「ブラックニッカクリアブレンド」のウェブキャンペーンで、未婚女性104名を対象にした調査によると、「『宅飲み』をしていて恋愛に発展したことはありますか?」という質問では、26.0%が「はい」と回答した。「宅飲み」は安上がりなだけでなく、友人との親睦を深めたり、新たな出会いの場にもなっているようだ。
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