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オンライン証券で個人向け有価証券オプション開始
投資戦略の多様化により個人投資家を呼び込めるか

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宮島 理[著]
2011/02/11 14:00

この春から順次、個人向けの有価証券オプション(愛称「かぶオプ」)が、オンライン証券で導入される。どういった取引なのだろうか。

 個人向けの有価証券オプション(愛称「かぶオプ」)が、この春からオンライン証券で順次、導入されることになった。3月からインタラクティブ・ブローカーズ証券で、4月からカブドットコム証券で、6月頃からSBI証券と岡三オンライン証券で、取引が開始される予定だ。

 普通の株取引は株券そのものを取引するが、オプション取引は、あらかじめ決められた期日までに、あらかじめ決められた価格(権利行使価格)で株券を買う権利(もしくは売る権利)を取引する。「かぶオプ」の対象は、株券が143種類、ETF(上場投資信託)が3種類、REIT(不動産投資信託)が8種類となっている(1月28日時点)。

 オプション取引で売買される権利は、コールオプション(買う権利)とプットオプション(売る権利)に大きく分けられる。単純にコールオプションを買って株価が権利行使価格より高くなれば利益が出る(権利行使価格で株券を買って、その株券を株取引で売れば利益が出る)。また、プットオプションを買った場合は、株価が権利行使価格より安くなれば利益が出る(株取引で株券を買って、その株券を権利行使価格で売れば利益が出る)。権利を行使しないことも可能だが、権利を行使してもしなくても、オプション購入代金は戻ってこない(オプションを期日前に再度売買することは可能)。

 個人向け有価証券オプション取引が手軽に利用できることで、個人投資家にとっては投資戦略の幅が広がることになる。たとえば「プロテクティブ・プット」と呼ばれる投資戦略だ。この投資戦略では、株券を買うと同時に対象株券のプット・オプションも買う。株価が上昇すれば当然権利は行使せず、オプション購入代金の分だけ利益は減るが、株価が下落した場合には権利を行使することで、損失を限定することができる(損失は最大でも権利行使価格と株券買付価格の差にオプション購入代金を加えたものにとどまる)。

 多様な投資戦略が可能となることで、どれだけの個人投資家を呼び込めるか。個人向け有価証券オプション取引はこれまでも一部証券会社で可能だったが、初めてオンライン証券で取り扱われるようになることで、個人投資家の本格的な参入が予想される。

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