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1ドル360円を想像して投資を考えてみるなら

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2011/03/09 10:00

資源インフレと財政破綻の危機で1ドル360円も絵空事ではないとしたら、どう備える?(バックナンバーはこちら)

資源高騰が円安のきっかけになる可能性も

 4新興諸国の需給拡大などを理由に資源高が進んできたところに中東情勢の変化からさらに原油高が進んでいるという展開になっているようです。

 現状では円に資金が流入する可能性があるという見方もあるようですが、1970年代の2度のオイルショックの際には急激な円安となったことや、2008年の原油高騰の際にも、一時的にしろ円安に大きく振れたことを考えれば、今回も資源高騰が円安のきっかけになる可能性もあると思われます。

 これに加えて、日本独自の要因として、少子高齢化、公的債務の増大やねじれ国会による政治混乱に加えて、資源価格の高騰は経常収支の赤字転落の恒常化につながる可能性もあり、一旦動き出せば為替相場が大きく動きかねない状況という見方もできるかもしれません。

1ドル360円の状況を想像する

 米ドル自体にも懸念はあるのですが、頭の体操と考えて1ドル360円の時代に戻ることを想像してみましょう。そこでは、こんな感じになっているかもしれません。

円安に備えるなら

 現時点での投資を考えるなら仮に円が大きく下落するとしても、米ドル以外の通貨に対してより大きく下落するということも考えられます。ただ、その場合においても円の相対的な価値が下がるという意味において、その経済的な影響は上記のようなものになる可能性もあると思われます。仮に、そのような事態を想定した場合、現時点で備えるとすれば以下の様な対応があるのでないかと個人的には考えています。

有効と思われる投資アイデア(例)

金・プラチナなどの貴金属相場

eワラントやトラッカー等、様々な金融商品を上手に使えば取引コストを抑えられる可能性があります。

銅・原油相場

新興国での需要増が今後も続くと考えるのであれば、eワラントなどでこれらに投資することは有効と考えられます。

資源関連株

国内外の原油・石炭・天然ガス・鉄鉱石・銅鉱石・金・ウラニウムといった資源関連株に投資することも有効と思われます。また、これらには日本国内の商社株も含まれると考えられます。

国内輸出関連株

輸出比率の高い日本企業、海外事業の売上の大きい企業は相対的に企業価値を保つ可能性が高いと思われます。

外貨相場

一国の通貨に集中しないで、広く外貨のポジションを持つことも円大幅下落に備えた投資として有効と思われます。

外国個別株式や外国株価指数

間接的に当該国の通貨に投資していることになるので、直接通貨や債券への投資がしにくい場合の投資法としても有効と思われます。

 次にテーマを中東情勢に戻し、原油高騰は構造変化か、突発事象かを考えてみましょう。中東が旧ソ連崩壊時のようになるなら、原油価格の高止まりが円暴落につながる可能性もあります。(次ページへ続く)


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