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ひまわり証券の証券事業廃止から考える個人投資家の反省点と今後への備え

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Heyward[著]
2011/03/28 10:00

震災の混乱真っ只中の3月17日、ひまわり証券が証券事業廃止を発表しました。今回はそこから考えられる証券会社、個人投資家の問題点と、それへの対応をご一緒に考えてみましょう。(バックナンバーはこちら)

相場どころではない状況ですが

 まず何よりも、この度の東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲となった皆様とご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。

 相場どころではない状況であり、こんな時に株式市場が、先物市場がなどという記事を書くのは不謹慎な気がして、今回は寄稿を見送らせていただくことも考えたのですが、こんな時だからこそ、記録と記憶を残していくことがこの国の未来に繋がる、日常を取り戻すべく尽力することが復興に貢献することにもなると考え、ここに寄稿させていただきました。

 今回の大災害に伴う、金融市場の混乱をここに記録として残します。そして、その記録と記憶を、今後の経験として生かしていければと考えます。

ひまわり証券が証券事業を廃止

 3月17日、ひまわり証券は証券事業廃止の決定に伴い、株価指数先物取引、株価指数オプション取引、取引所FX取引、株式、投資信託のサービスを廃止する(店頭外国為替証拠金取引、CFDは継続)と発表しました。

 その理由は、ひまわり証券のホームページによれば、

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震およびこれに端を発した福島第一原子力発電所事故の影響により、週明けの3月14日から同15日にかけて日経平均株価指数が2,000円を超える大幅な値下がりとなりました。

この結果、当社で株価指数先物・オプション取引をされていた多数のお客様において多額の損失が発生し、当社におけるお客様からのお預り資産が大きく減少しました。このため、今後の証券事業における収益が大きくは期待できないことから、当該事業を廃止し、FX事業に特化することといたしました。

とされています。

 なぜこのような事態に陥ったのでしょうか? 証券会社側と個人投資家側、双方の問題点を考えてみましょう。

価格変動は大きかったが…

 ひまわり証券は、地震を受けての株価急落で顧客の個人投資家が証拠金を上回る損失を出し、決済で不足金が出たことを証券事業廃止の決定要因としています。個人投資家で多額の損失を出した方は、予想できない地震(天災)によるものだから仕方ないと言う方が少なくありません。

 たしかに天災は予想できません。3月11日にあのようなことが起こるとは、誰も予想できなかったでしょう。しかし、株価変動に対する備えと、リスク管理はできたのではないでしょうか。また、備えと管理はしておくべきではなかったのではないでしょうか。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

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