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東証と大証、統合か 証券取引所に再編の動き
【日経新聞の読み方】第34回

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2011/04/01 10:00

東証と大証が統合に向けて協議中ですが、東証と大証に限らず、今後はさまざまな業界で再編が進むものと考えられます。(バックナンバーはこちら)

投資で利益を被災者支援に

 まいど! 相場の福の神・藤本誠之です。
 まず、東北地方太平洋沖地震による被害に遭われた皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。本連載をご愛読くださっている皆さんが、もし、投資で利益を得たならば、その一部でもけっこうですので、被災者支援にお使いいただけると幸いです。

M&Aや統合のニュースに注目を

 去る3月10日の新聞では、東証と大証が統合に向けて協議を始めたと報じられていました。その後、協議は延期されるという発表がありましたが、いずれは統合することになるはずです。というのも、東証と大証は、今後のアジア市場において、統合なしには生き残りが難しい規模です。単独では、他国の証券取引所に買われてしまう危険性をはらんでいるからです。

 東証と大証に限らず、今後はさまざまな業界で再編が進むものと考えられます。特に、電機やインフラ関連企業(特に電力会社!)では、大きな再編がありそうだと、私・藤本はにらんでいます。

 これまで何度も繰り返してきましたが、業界再編の場合には、時価総額が小さい銘柄=再編の際に、大きな会社に買われる方の会社にメリットがあるので、たいていは、統合を発表後に株価が上がります。

 業界内の企業を時価総額順に整理しておくと、統合関連のニュースが出る場合に、役に立つと思いますよ!

 冒頭に挙げた東証と大証の統合についてですが、これによって、信用取引の決済に必要な資金・株券の貸し付けを行っている、【8511】日本証券金融や【8512】大証金にも、メリットが生まれます。

 というのも、両社はそれぞれ東証向けの貸借取引業務と大証向けの貸借取引業務とに棲み分けをしているのですが、東証と大証が統合すれば、当然この棲み分けも不要となります。なりゆきとしては、日証金と大証金も統合するのではないでしょうか。この場合、大証金にメリットがありますので、今から動きをチェックしておくとよいのではないかと思います。

増加傾向にあるオプション取引

 さてその大証ですが、2月14日からデリバティブ市場において、新システムの運用が始まり、その影響もあって、取引高も増えています。

 なかでも私・藤本が注目しているのは、日経225オプション取引が膨らんでいることです。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 藤本 誠之(フジモト ノブユキ)

    「相場の福の神」とも呼ばれている人気マーケットアナリスト。関西大学工学部卒。日興證券(現日興コーディアル証券入社)、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。2008年7月、マネックス証券から、カブドットコム証券に移籍。2010年12月、トレイダーズ証券に移籍。2011年3月末同社退職 現在は、独立してマーケットアナリストと活躍。多くの投資勉強会においても講師としても出演。日本証券アナリスト協会検定会員。ITストラテジスト。著書に『ニュースを“半歩”先読みして、儲かる株を見つける方法 』(アスペクト)など。個人アカウント@soubafukunokamiでつぶやき始めました

     

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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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