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2011年後半に向けての相場シナリオと投資アイデア

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2011/04/18 10:00

「半歩先を見て動く」といわれる株式市場はすでに数ヶ月~数年先の動向を予想して動いているようです。(バックナンバーはこちら)

投資を考えるなら政策にらみでリバウンドのタイミングを図る必要ありか?

 今回の震災からの復旧にむけての努力は継続されておりますが、しばしば「半歩先を見て動く」といわれる株式市場はすでに数ヶ月~数年先の動向を予想して動いているようです。

そこでこれから夏から秋にかけての相場シナリオと投資アイデアを考えてみることも一案と思われます。

当面の相場シナリオと投資アイデア(例)

シナリオ1:業績の一時落ち込みとリバウンド

 今回の震災でビジネス基盤が直接被害を受けた企業のみならず、大規模な停電や自粛ムードの広がりなどで、数ヶ月から半年程度はサービス業でも多くの企業の売り上げが減少する可能性があります。一方、建設・土木・建設機械・住宅設備などの復興需要や太陽電池・コジェネレーション関連企業では、大きな需要が継続して発生するものと考えられます。

ここで、注意が必要なのは株式市場が先を見て動くことが多いという点です。平成23年3月期に特別損失が計上されることは概ね織り込み済みであるように思われます。

 仮にそうであれば、次期の見通しが発表されることが多い5月に、多くの企業が特別損失で非常に悪い決算を発表した時から株価が上昇するという可能性も考えられないわけではありません。これに加えて、5月から半年程度先の11月頃には企業活動がかなり回復していて、消費者心理も好転していると考えるのであれば、やはり、悪材料出尽くしのタイミングが重要になると思われます。

このシナリオを想定するのであれば、5-6月頃までは復興需要関連銘柄や代替エネルギー関連銘柄のコール、5月以降で3月期の決算が出たころには日経平均コール、日経平均トラッカー、震災の影響で業績が悪かった個別企業のコールなどへ投資も一案と思われます。

シナリオ2:もたつきで春高秋安シナリオに逆戻り

 仮に、「休戦」と思えた政治状況が再び混乱し、復興も思うように進まないというあり得なくはない展開となれば、消費マインドもしばらく冷え込んだままとなってしまう恐れがあります。この場合、従来しばしば見受けられた「春高秋安」傾向と重なって、目先の相場の底は秋ごろまで先延ばしになってしまう可能性もあります。このシナリオを想定するのであれば、5月の連休明けごろから日経平均やTOPIXのプットに投資することが有効と考えられます。

シナリオ3:復興費用の日銀引受

 日銀が国債を直接引き受けることはある種禁じ手と考えられていますが、巨額の復興費用の捻出に窮し、増税で病み上がりの景気の腰を折ることもできず、「復興関連費用に限って」といった条件で日銀による国債引受の可能性がまったく無いとは言い切れないように思われます。この政策の効果は諸説分かれるところです。

 個人的には、短期的には円安・景気刺激効果が得られるものの、長期的には財政規律を失った時に経験することが多いとされるハイパーインフレの可能性が出てきてしまうと懸念しています。

 名称がなんであれ、もし復興国債の日銀引受が実施されるのであれば、短期的には日経平均・TOPIXコール、外貨高型のeワラントなどへの投資が考えられます。なお、中長期的には資産を保全するために、円の預貯金の割合を減らして、eワラントをはじめとする各種金融商品などを通じて外貨、外国株、コモディティなどへの投資を増やすことを検討する必要があるように思われます。(次ページへ続く)


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