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5月の日経平均は9300円~10300円予想
銘柄も投資熱も「省エネ相場」

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2011/05/11 10:00

カブ知恵の藤井英敏が、その月の相場がどう動くか、データをもとに予測します。

4月の日経平均は横ばい 決算発表等で様子見気分

 4月の日経平均は月間で94.64円(0.97%)上昇しました。ほぼ横ばいです。月中の安値は19日の9405.19円、高値は28日の9849.74円でした。また、東証1部の月間売買代金は26兆5579億円と昨年12月以来、4ヵ月ぶりの低さでした。3月決算の主要企業の前11年3月期業績及び今12年3月期業績予想の発表や、米連邦公開市場委員会(FOMC)を27日に控えていたため、様子見気分が強い状況が続いた結果です。

 なお、FRBはFOMCで、6000億ドル規模の米国債を買い入れる量的緩和第2弾(QE2)を、予定通り6月末で打ち切ることを決めました。ただし、バーナンキFRB議長はFOMC終了後に記者会見を開き、QE2終了後も当面は雇用最大化へ国債保有残高を維持し、資金供給規模も縮小しない考えを表明しました。

 一方、28日までに3月期決算・業績修正を発表した544社(金融、新興企業を除く)について、日本経済新聞が連結純利益を集計したところ、東日本大震災が企業収益を圧迫し、2011年1-3月期の連結純利益は前年同期を32%下回り、6四半期ぶりの減益となったということです。ただし、この業績悪を株式市場は事前に織り込み済みだったため、業績発表が一巡するにつれ、アク抜けの動きを強め、日経平均は月末高となりました。

5月は引続きボックス想定 レンジは9300円~10300円

 さて、5月相場ですが、ボックス相場を継続するとみています。前回の4月相場の見通しでも、「基本的には、中期的な底入れ後のリバウンド局面との認識です。3月14日と15日とで空けた窓(10049.92円~10254.43円)が当面の戻りメドとみています。一方下値は、23日の9387.95円や29日の9317.38円あたりがサポート・ゾーンになるとみています。よって、4月の日経平均の想定レンジは概ね9300円~10300円程度です。」としました。5月も同様に想定レンジは9300円~10300円程度です。

 ただし、5月は上振れよりも、下振れを警戒しています。QE2終了を6月末に控え、過剰流動性を背景にした、国際的な投機マネーの逆流(リスク回避の動き、商品・株式から債券・現金へ)が懸念されるからです。昨年8月、バーナンキFRB議長が追加金融緩和の用意があると述べたことをきっかけに、NYダウやナスダック総合指数は上昇相場をスタートさせました。例えば、NYダウは昨年8月27日の安値9925.11ドルから、今年5月2日高値12928.45ドルまで、3003.34ドル(30.26%)上昇したのです。

 上昇相場の主因となったQE2が終了するのですから、米株はここまで上昇したこともあり、とりあえず、利益を確定させようというムードが強まることは十分考えられます。「明けない夜」がないように、「暮れない昼」もありません。特に、米株については、「Sell in May, Go Away and Don't Come Back Till St Leger Day!」という相場格言を意識しておく必要があると思っています。(次ページへ続く)


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