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FX素人が危険な相場で勝つためにやること
それはシストレで「勝てるロジック」選ぶだけ

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2011/05/20 10:00

ドル円が乱高下するような危険な相場で勝つには、自分で取引してはいけない。素人がギャンブルするようなものだ。FXはとにかくリスクをおさえなくてはならない。(バックナンバーはこちら)

4月のシストレは成績クリア!

 イニシア・スター証券が提供するシストレツール『ドル箱生活』を使い、FXの自動売買について検証するこの企画。昨年12月の運用開始から半年が経過した。

 私は月利3%のモデルを使い、100万円の資金で利用を始めたが、12月~2月までは目標をクリア。2月末時点の口座資産は109万2727円と純増を達成した。ところが3月は大負けを喫して、月間損益は13万4000円ものマイナス。口座資産は100万円を切ってしまった。背景にあるのは太平洋東北沖大震災で、この時にドル箱生活が取引するドル円の乱高下をうまく捉えきれなかったことにあると考えられる。

 ご存じの通り、3月にドル円価格は76円台と史上最安値を記録。これは、震災の影響で日本企業が海外資産を円に戻すと推測され、海外勢が多額の円買いに走ったからだが、こういった突然のファンダメンタルズには、あらかじめ決められたロジックで自動売買を行うシストレは、うまく対応できなかったのだろう。その結果、ドル箱生活は損切りを余儀なくされ、13万円以上もの損失を計上した。

 次いで4月だが、この月は70回弱もの取引を行い、月利3%をクリア。月末時点で98万7463円と、2か月連続の負け越しをストップさせた。値動きについては、月初に85円台を回復するというように3月後半の流れを引き継いだが、その後は円高にシフト。80円台にまで落ち込むなど、総じて円高トレンドの1ヶ月だったが、その中でうまく流れに乗ったといえるだろう。

今は素人が勝てるような相場じゃない

 そして5月だが、13日(金)までの成績は、7万3900円のマイナス。口座資産91万3313円と苦戦を強いられている。当月の目標金額は101万7087円、停止金額は69万1224円に設定されているが、さて、どうなることか…。相場としても、ギリシャの景気低迷やアメリカ経済の不透明さなどがあり、予断は許されない。こういった今後の見通しが見えづらいなか、ドル箱生活がどのように資金を運用するのか、その手腕に期待したいところだ。ただひとつ言えるのは、今は素人が勝てるような相場ではないということ。少なくともプロに運用を任せた方が勝つ確率は高いのではないだろうか。

 なお、4月以降の私の取引結果は以下の通り。ご参考いただきたい。

(図をクリックすると拡大)

 運用リポートが先になったが、ここでシストレとドル箱生活について、振り返ってみよう。
シストレ(=システムトレード)とは、あらかじめ決められた売買ルール(ロジック)に従い機械的に売買を行うという、金融商品における取引手段。FXのみならず、株や商品先物などでも使われている、メジャーな方法だといえる。ロジックについては、為替のプロが作ったものが販売されていたり、FX会社のサービスの一環としてユーザーに提供されていたり(有料・無料の場合がある)、なかには投資家自身がロジックをプログラミングし、運用しているケースなど、さまざまだ。近年の傾向としては、ドル箱生活のように、FX会社が自社サービスとして提供するケースが増えているようだ。
シストレの代表的なメリットは、次のようになる。

①為替のプロが作ったロジックを手軽に使える
②機械的に取引するので、感情に振り回されない
③24時間、投資家に代わって取引きしてくれる

 シストレに対して、投資家自身の判断で取引を行うことを「裁量トレード」と呼ぶが、これで勝ち続けるのは簡単ではない。事実、私はドル箱生活と並行して裁量トレードも行っているが、その結果にはどうしてもバラつきが出てしまうのだ。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 大正谷 成晴(オショウダニ シゲハル)

    1973年生まれ。投資をこよなく愛するフリーランスの作家・ライター・エディター。2001年よりビジネス誌を中心に活動を開始。得意分野はFXで、裁量トレードからシストレまで幅広く実践し、自らの資産運用に力を入れている。趣味はサイクリング、料理、そして投資。

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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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