「プータロー」と「スーパーリッチ」の心境は同じ
著者の山崎氏は「日々、好きなこと、やりたいことしかしない」で生活するからこそ、自分の心が豊かになるのだろう。そうすることで、自分の心と対話して、落ち着いて、平和で穏やかな気分にひたれるのだ。
月3万円で生活するという“豊かな貧乏生活”の追求こそ、身も心も幸せになる道標なのだ。もし、月3万円という制約がなければ、著者曰く「サッカーで手が使えるようなもの」で、かえってつまらない人生になってしまうというわけだ。

そして、ただ安さのみの追求は、さほど頭を使わないから、すぐに飽きてしまって、おもしろくないのだ。 「節約すればするほど生活が豊かになる」という、一見逆説的な人生をおくる山崎氏は、実は「スーパーリッチ」といわれる富裕層たちと、どこか同じ心境なのではないだろうか。
生活の快適さが心の解放感を生み、心身ともに豊かになる。スーパーリッチたちは、お金をふんだんに使うことで豊かな気分になり、著者の山崎氏は、無理なくお金を節約することで、その心境に達するのである。
年収100万円のプータローが、資産数百億円のスーパーリッチと同じ心境になれるとは信じがたいが、行き着くところは同じ場所で、道筋が違うだけと考えれば納得がいく。
年収1億円プレーヤーになるための8つの黄金律
ここに、年収1億円を超えるプレーヤーの黄金律なるものがある。ビジネスマンなら一度は憧れるが、ほんの一握りしかいない1億円プレーヤーは何を考え、どのように行動しているのだろうか。
彼らは我々一般人とほとんど変わらないが、考え方や行動を変えることで、1億円プレーヤーに成り上がっていったのである。雑誌『プレジデント』(2011.9.12号)によると、その黄金律とは、以下の8つにまとめられる。
- 常に目的と価値を突き詰める
- 一度決めたことは継続する
- 力を集中する
- 常にCP(コストパフォーマンス)を考える
- 他人に学ぶ
- インプットだけでなく、アウトプットを心がける
- ものごとの基本や基礎を大切にする
- 常に自分の感性を磨く
こんな8つの決めごとを守り、意識するだけで、1億円プレーヤーになれるのなら、前述した山崎氏にも、すべてあてはまる内容なのだ。


