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「夜のお蝶」と「税金問題」
キャバクラ、職業別脱税ランキング常連の理由

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2011/10/21 16:00

職業別脱税ランキングでは、キャバクラは常に上位に位置している。その大きな理由はキャバクラが現金商売であるということだが、いったいどのような脱税方法なのだろうか。(バックナンバーはこちら)

キャバクラ通いが生きがい

 給料日のたびにキャバクラへ行くことが楽しみの間賢治さん(仮名)。指名のホステス咲奈(サキナ)と楽しく話をしながら飲むことが生きがいである。

 彼の給料からするとキャバクラ通いは、決して安くはない。しかし毎回、生きがいのために高額な料金を支払っている。が、最近賢治さんはふとキャバクラの税金について気になったようだ。はたして彼女たちはサラリーマンの賢治さんと同様に、税金を納めているのだろうか、と。そこで、今回は、そのキャバクラの税金についてお勉強をしてみよう。

キャバクラとは何か?

 まず、そもそもキャバクラとは何か確認しておく必要がある。
 キャバクラとは、キャバクラ嬢と呼ばれる女性スタッフが客の席に付いて接待を行う飲酒店。料金が時間制で接待を行う風俗営業である(Wikipedia「キャバクラ」より)。

 ちなみに、語源はフランス語由来の「キャバレー」(cabaret)と、英語由来の「クラブ」(club)を合成した和製外来語である。そして、今回のタイトルになっている「夜の蝶」とはキャバクラなどでお客をもてなす女性ホステスを指し、その華やかさを蝶に例えたものである。

やべっ税務署だ

 ある日、賢治さんのもとに「お店に何の予告もなしに税務調査が入った」と動揺を隠せない様子の咲奈さんから連絡があった。どうやら咲奈さんのキャバクラはきちんと税金の申告をしていなかったようだ。

 きちんと申告をしていないキャバクラが税務調査に入られると、「やべっ税務署だ」という気持ちになるのは容易に想像できる。どうやら以前から税務署はお店に客を装い店内の内定調査をしていたそうだ。それを聞いた賢治さんは、もしかしたら私の隣で飲んでいたのが税務署の方だったのかもしれないと思い益々税金や税務調査のことに興味がわいたのである。

キャバクラは脱税が多い業種

 国税庁が発表している職業別脱税ランキングでは、キャバクラは常に上位に位置している。もちろん多くの店は適正申告・適正納税をしていることも忘れてはいけないが、このような結果がある以上、税務署もキャバクラの脱税には目を光らせている。では、キャバクラが職業別脱税ランキングで上位に位置するのはなぜだろうか。大きな理由はキャバクラが現金商売であるいうことである。

 キャバクラのお客さんは、会計時にクレジットカードで支払うこともできるが、クレジットカードで支払うとカード手数料が上乗せされるため現金で支払われることが多い。お客さんがクレジットカードで支払うとカード会社から一定期間のカード売上を集計して手数料を差引かれて口座に振込される。つまり預金口座に記録が残るのである。

 しかし、現金の場合はどうだろうか。現金には色や名前が記載されているわけではないので、きちんと帳簿等をつけていないと記録が残らないのである。つまり、現金売上が大半のキャバクラの場合では真面目に帳簿をつけて税金の申告をしていれば問題ないのだが、税金を払いたくないという動機から売上を除外するなどの脱税を行いやすいのである。

どんな脱税が行われているか

 キャバクラは脱税が多い業種であるということはわかった。それでは、どのような脱税が行われているのだろうか。(次ページへ続く)


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