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 古くからある結婚観にはこだわらない日本人が増えており、以前より対等な夫婦関係を願う風潮も強まっている。


 結婚後も共働きがスタンダードとなりつつあるなか、夫婦別姓や事実婚などへの賛同者も増え、結婚観も、昔ながらの伝統的なものから変化しているようだ。

 インテージが10月、首都圏に勤務する20代から40代の独身男女900名を対象に実施した調査によると、過半数の回答者が「この先結婚したい」との願いを示したものの、4人に1人以上が「結婚という制度にはこだわらない」という自由な考えを持っていることが明らかになった。

 結婚に対して抱くイメージの上位には、「精神的な充足感が得られる」「老後が寂しくない」「親や周囲が安心する」といったポジティブな意見も並ぶ一方で、最多数の回答を集めたのは「自分のペースで生活できなくなる」というネガティブな意見だった。とりわけ男性の回答者の間で、「責任が重くなる」や「自分のお金を自由に使えなくなる」という考えを抱く人が目立った。

 また、結婚後のライフスタイルについて、「男性のみが働いて女性は家庭で専業主婦になるのが理想」と答えた人は、全体の14.3%にとどまった。8割以上の男女が「結婚後も当面の間は共働きで仕事を続けるのが理想」と回答している。「夫婦別姓も認められるべきだ」には、女性の約7割が賛成、男性の賛成者は4割となった。「婚姻届を出さない事実婚」や「別居婚または通い婚」などにも過半数の女性が賛成意見を持っている。

 また、マクロミルが実施した、2011年に成人式を迎えた日本全国の男女500名を対象とした調査でも、約半数の女性が「結婚したら女性は家事や育児に専念するという考え方には賛同できない」と回答したことが明らかになった。新成人の9割以上が「夫婦の関係は平等であるべきだ」と答えており、「共働き」や「家事の分担」にも大多数が賛成意見を示した。

 結婚後に女性は男性側の家庭に入って、家事や育児に専念するべきといった考えには否定的な人が増えており、伝統的な結婚観が少しずつ崩れてきている様子がうかがえる。

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