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コンビニを影で支える、弁当製造会社の経営実態
弁当代に占める原価、経費、利益の割合は?

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 セブンイレブンの11年度国内全店の店頭販売が、3兆2,000億円を突破。コンビニ一人勝ち状態だ。今回はコンビニ快走を影から支える、弁当やおにぎり、サンドイッチなどの製造会社にスポットを当ててみた。

国民食「コンビニ弁当」を支える、弁当・おにぎり製造会社の経営状況は?

 セブンイレブンに先立ち、1971年に国内初出店したマクドナルドは、90年の山形出店で全国制覇を達成している。それに比べれば、スピードではやや劣るものの、セブンイレブンも74年の国内1号店以来、全国に店舗網を拡大。今年は秋田県への出店も予定しており、全国制覇まで残すのは、青森、鳥取、四国4県、沖縄の7県である。

 「食」を含めたライフスタイルへの影響度となると、コンビニが圧倒している。ハンバーガーもいいが、より身近で手軽なコンビニ弁当は、今や“国民食”になったといってもいいほどだ。

 そのコンビニの弁当やおにぎり、寿司、サンドイッチなどを手がける代表的な企業に、わらべや日洋やカネ美食品、シノブフーズなどがある。外食企業に対して「中食企業」とくくられることも多いが、各社はまさにコンビニと二人三脚で歩んできたといっていいだろう。3社がそれぞれに得意先としているコンビニへの売上は、自社の全売上の50~90%を占めているほどだ。

 最大手のわらべや日洋は、1978年にセブンイレブンと取引を開始。以後、出店エリアを拡大してきたセブンイレブンとともに、関西や東海、北陸地区などに工場を新設。グループ全体では、セブンイレブン向け商品供給工場は23(10年度末現在)を数え、12年4月にはセブンイレブンの中国における本格展開に呼応するために、中国での合弁工場も稼働させる予定だ。

 わらべや日洋は、24時間365日フル稼働。1日の最大生産量400万食。各店舗への1日の配送回数は3回。自動車の完成車メーカーと部品会社がそうであるように、セブンイレブンにとって、わらべや日洋は欠かせない存在なのである。

 カネ美食品は大手スーパーのユニーとサークルKサンクスが主要取引先。カネ美食品はまた、ユニーにテナントとしてそう菜や寿司店も出店している。

 ファミリーマートを主要取引先としているのはシノブフーズ。セブンイレブンと年間で550億円程度の取引があったフジフーズは、10年11月に上場廃止、株式市場から退場している。

 わらべや日洋やカネ美食品、シノブフーズの利益水準はどうだろうか。話を単純にするために、「1,000円」にたとえてみた。(次ページへ続く)


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