社食・学食を手がける裏方企業の経営状況を徹底分析
今回取り上げるのは、以下の3企業である。
- CSSホールディングス
- デリカフーズ
- 大光
CSSホールディングス(HD)は、ホテルなどの食器洗浄業務受託(スチュワード業務)を手がけている企業。ホテルや企業、学校、寮、保養所の社員食堂や学生食堂の運営も主力業務である。
デリカフーズは、加工サービスも提供する八百屋といったところ。ファミリーレストランや居酒屋、中食企業(コンビニや給食会社)などにカットを施した野菜や丸ごとの野菜を納入している。
大光は、外食チェーンやホテル、レストランなどへの食品卸と、業務用食品スーパー「アミカ」を手がけている企業だ。
CSSHDとデリカフーズの拠点は東京、大光の地盤は中京地区である。
有名ホテルから受託するCSSHD
ザ・キャピタルホテル東急やサンルートプラザ東京、東京ベイ舞浜ホテル、箱根ホテル小湧園、ラマダホテル大阪といった有名ホテルのスチュワード業務や社員食堂の運営を展開しているCSSHD。同グループが手がけている食器洗浄などの受託業務の基本はどうなっているのか。

CSSHDは、ホテルを中心に105件ほどスチュワード業務を受託して売上高はおよそ45億円。つまり、1件平均従業員1.5人とパート29.5人で業務を担い、売上高は4,270万円、それで営業利益は55.8万円といったところである。1年間休みなしで稼働したとして計算すると、1日換算の食器洗浄による売上高は11.6万円ということになる。
ただし、「ホテル」と「レストラン・会館」では売上規模が大きく異なっており、より稼げる大型ホテルの食器洗浄を中心とした業務受託を拡大したいところだろう。
同グループは社員食堂や学生食堂の運営も展開しており、こちらも1年365日の運営として、1件当たりの1日平均売上高は7.2万円ということになる。(次ページへ続く)



