楽天トラベルは、ゴールデンウィーク期間中の国内旅行に関する調査を実施した。それによると、今年のゴールデンウィーク期間中の国内旅行の予約状況は、前年比プラス54.0%と好調で、回復傾向が鮮明になった。
旅行の内訳をみると「1泊2日」が38%、「2泊3日」が33%と短期旅行に人気が集中。また、旅行に費やす予算は「3万円未満」が50%以上を占めるなど、「安・近・短」の傾向が見られた。
旅行先としては、東京スカイツリーや東京ゲートブリッジなど、新しい観光スポットが誕生した「東京観光」が脚光を浴び、首都圏への旅行が前年比プラス69.6%と好調だ。さらに東北地方は、前年比プラス171.6%と急回復している。
東北地方では3月18日から「東北観光博」が開催されており、東北の観光復興に向けたキャンペーンが功を奏しているようだ。「東北観光博」は、東北地域への旅行需要を喚起するため、官民挙げて取り組んでいる観光博。東北地域全体を博覧会会場に見立てた、地域主体の新しい観光スタイルで、28の個性あふれるゾーンを「観光案内人」が紹介してくれる。ゴールデンウィーク期間中には、各地で多くのイベントが開催される予定で、たくさんの観光客を集めそうだ。
また、今年のゴールデンウィークには、東北地方の桜が見ごろになると予想されており、「弘前桜まつり」が4月23日から5月5日まで開催される。夜にはライトアップされた桜が、お城の濠の水面に映し出され、幻想的な空間を演出する。カップルを中心に人気を集めているという。
一方、全国の男女対象に2月下旬に実施したJTBの旅行動向アンケートでも、大震災から1年経った今の気持ちを聞いたところ、31.5%の人が「義援金付きの商品等を購入したい」と回答した。さらに、「復興支援のため、東北や北関東の産品を購入したい(24.8%)」「復興支援で東北や北関東に行きたい(12.0%)」など、多くの人が東北支援の気持ちを強く持っていることが明らかになっている。
今年のゴールデンウィーク期間中の国内旅行は、東北方面が盛り上がりそうだ。
【関連記事】
・地元密着型の旅行プラン、「地旅」に注目 地域活性の切り札となるか
・「父子旅行」新たなブームとなるか 経験男性の7割がまた「行きたい」
・団塊世代の男性、趣味は「旅行」がトップ 旅行業界、気遣い満載のプランを提案
・観光立国ニッポン、目指すは5年で約5兆円増 国内外の観光客数うなぎ登りの「宮島」に習え
・旅行先としての日本人気、中国ではやや低め 情報源の少なさが原因か


