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ハイリスクハイリターン、新型ETFが人気
低迷する株式市場、有効な投資手段となるか

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2012/08/26 16:00

 今年4月に新規上場したレバレッジ型ETFとインバース型ETFの売買代金が増加している。

 4月に大阪証券取引所に上場したレバレッジ型の上場投資信託(ETF)と、インバース型のETFの取引が増え、大きなリターンを狙う投資家の間で注目を集めている。ETFとは、証券取引所に上場し、株価指数などに代表される指標への連動を目指す投資信託。「Exchange Traded Funds」の頭文字をとりETFと呼ばれている。

 4月に新規上場されたETFは、「TOPIXブル2倍上場投信(銘柄コード1568)」と「TOPIXベア上場投信(銘柄コード1569)」の2つ。

 「TOPIXブル2倍上場投信」は東証が公表しているTOPIXレバレッジ(2倍)指数に連動することを目指しており、TOPIXが10%上がれば20%の上昇、10%下がれば20%下落することになる。こうしたETFは「レバレッジ型」と呼ばれ、TOPIXに連動する他のETFより値動きが大きいことから、リスクを取りながら大きなリターンを期待することができる。

 一方、「TOPIXベア上場投信」は、TOPIXの動きと正反対の値動きをするTOPIXインバース指数と連動することを目指しており、TOPIXが10%上がれば10%下落、10%下がれば10%上昇することになる。こうしたETFは「インバース型」と呼ばれ、日本の株式市場全体が下落局面にある場合、価格の上昇が期待できる。保有資産の価格下落リスクをヘッジする目的で活用することも可能だ。

レバレッジ指数・インバース指数の特徴

 4月以降の「TOPIXブル2倍上場投信」の月間売買代金をみると、上場した4月が約57億円、5月が約54億円、6月と7月が約86億円。また、8月は17日時点ですでに約55億円に達している。一方、「TOPIXベア上場投信」の月間売買代金をみると、上場した4月が37億円、5月が約30億円、6月が約34億円、7月が約37億円、また、8月は17日時点で約17億円となっている。

 これらの売買代金が増加している理由として、世界景気の先行きに不透明感が漂っており、株式投資で利益を上げにくくなっていることが考えられる。これらの金融商品は低迷する株式市場で有効な投資手段になっていくのか、今後の動向に注目が集まる。

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