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「どうせすぐ落ちるんでしょ」と疑いがちな、この秋の日本株への投資法

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2012/09/26 08:00

 人の逆が投資の基本。「2012年は底」「秋は安い」を信じて買い出動? (バックナンバーはこちら)

 著名な投資家であるジョン・テンプルトンの発言に「大相場は悲観の中から生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で終わる」というものがあります。

 現在の日本株の状況は「懐疑の中で育ち」という段階にあるように思われます。2008年のリーマンショックの総悲観は既に過去のものとなり、アメリカ株はリーマンショック前の高値水準にあります。日本人の多くが危機的状況にあると思い込んでいる欧州株も、たとえばドイツ株を見るなら2007年初めの高値圏に戻っています。

 翻って日本株はというと、2008年末の安値で底這いです。同じように低迷しているのは情報開示や価格形成に疑問が残り、外国人の投資が制限されている中国A株市場ぐらいといってもよいでしょう。

日本株に自信が持てないのはなぜ? 懐疑のモトを見切る

日本株が出遅れている原因としては、以下のようなものが考えられます。

短期的な要因

  • 2011年は東日本大震災と原発事故
  • 電力不足で大きく経済活動が落ち込んだ
  • 原発事故や政局の混乱で、復興需要が本格化するまでに時間がかかった
  • 外需に依存する状況で、ユーロ危機と中国経済減速の影響を受けた

構造的な要因

  • 円高/デフレ政策が継続し、失業の輸入と国内産業の空洞化が続いている
  • 低成長と災害リスク再認識で、外国金融機関や外国人投資家の日本離れが加速
  • 10年から20年後には日本が深刻な財政危機に陥る可能性が増している
  • 総選挙後も決められない政治が続く可能性が高い

 短期的な要因は概ね解消に向かっているとはいえ、構造的な要因にあまり変化はありません。これが日本株に自信が持てない「懐疑」のモトとなり、ちょっとやそっと日経平均が上昇しても「どうせすぐに落ちるでしょ」と思ってしまう状況です。(次ページへ続く)


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