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中国中間層のお宅に訪問調査!
意外に堅実な節約志向があらわに

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2013/03/17 14:00

 中国では現在、中間層が数多く誕生している。生活は派手かと思いきや、その実態はネットショッピングやクーポン、バーゲンを利用するなど、節約に励んでいるようだ。

 クロス・マーケティングとリサーチ・アンド・ディベロプメントは、「中国4大都市・中間層の正体を探る調査」として、その結果をシリーズとして順次発表している。その中の世帯訪問調査レポートが、1日公表された。

 調査対象となったのは、中国・蘇州市に住む 20代、30代、40代の中間層3世帯。1月19日から20日にかけて自宅を訪問し調査を実施した。

 1つ目の世帯は、夫29歳・妻28歳・子どもなしの「80后(バーリンフォー)」のDINKS世帯。世帯年収は10万元(日本円154万5,000円 1元=15.45円換算)。「80后」とは、1980年代生まれで、両親や祖父母からの資金と愛情を受けて育った若者世代のこと。中国の次世代消費者層とされている。

 レポートによると、この世帯はネットショップを使って効率的に買い物をしたり、割引のあるネットクーポンを利用してレストランでの食事を楽しんでいた。また、お米は高いものを買っており、「高いモノが良いとは限らないが、安いモノはきっと良くないと思う」など、こだわりもあるようだ。現在、蘇州市の公的支援を受けられる開発区の分譲マンションを購入して住んでおり、5年後の目標として今より広い家への買い替えを挙げていた。

 また、2つ目の世帯は、夫35歳・妻31歳・子どもは2歳の双子で、やはり「80后」の育児世帯。世帯年収は8万元(123万6,000円)。夫の両親が買ってくれた家に住んでいる。この世帯もネットショップを頻繁に利用して買い物をしていた。その理由は、安いうえに配達をしてくれるから。洋服やスキンケア用品はバーゲン・セール品を購入していた。現在自家用車を所有していないため、欲しい耐久消費財に自家用車を挙げていた。この世帯も5年後の目標に広い家への買い替えを挙げていた。

 さらに3つ目の世帯は、夫43歳・妻39歳・子どもは14歳。70年代生まれで10代の子を持つ世帯だ。世帯年収は15万元(231万7,500円)。結婚後に親から立ち退きで得た家をもらい、その後に現在の家を購入。自宅購入資金の大半を親が負担していた。この世帯は、スーパーなどで買い物を済ませていた。最近は詐欺が多いため、食材を選ぶときは「健康的なもの」や「新鮮なもの」を選び、比較的値段の高いものを買うようにしているという。この世帯もやはり5年後の目標に内装の良い家への買い替えを挙げていた。

 経済成長が続く中国では富裕層が多数誕生し、旺盛に消費をするイメージがある。しかし、中間層の生活に派手な印象はなく、堅実に暮らしているようだ。一方で、食にはこだわりを持ち、いずれも5年後に家の買い替えを目指している点が興味深く、将来も安定した収入を見込んでいる様子が垣間見えた。

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