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100円ショップ王者「ダイソー」に勝てるか セリア、キャンドゥ、ワッツの経営状況をチェック

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 100円ショップ業界トップの大創産業を追走する、セリア(2782)、キャンドゥ(2698)、ワッツ(2735)の3社の概要を見てみよう。

ダイソー独走の100円ショップ、追随するセリア、キャンドゥ、ワッツは

 「これが100円!」と、あっと驚く商品を見つけては、ついつい他の商品にも手を伸ばしてしまう。100円ショップではまとめ買いが主流だ。事実、「meets.」や「シルク」を展開しているワッツは、客単価が360円弱であることを明らかにしている。

 その100円ショップ業界は、「ダイソー」を展開する未上場の大創産業の独走状態といっていいだろう。売上高と店舗数だけを見てみても、株式を上場しているセリアとキャンドゥ、ワッツの3社合計でも、大創産業1社に及ばない状態である。追走する各社はどんな戦略を練るのか――。

 セリアは、欠品率の増加を避けるために取扱アイテム数を約2万点と定める中で、消費者に飽きられないために月間400から600アイテムを入れ替えることを徹底。旧来の類似品は廃止する。

 ロゴの一新や新プライベートブランド「Do!STARS」の販売、新キャラクター「はっ犬(けん)ワンドゥ」を登場させるなど、創業20年(1993年設立)を機に、「第二の創業」として新たにスタートしたのはキャンドゥだ。 ワッツはスーパーやショッピングセンターへのテナント出店で、内外装の店舗づくりには費用をかけず、店舗運営もパート・アルバイト主体と、低コスト経営を追究する。

100円の商品あたりの原価、経費、儲けをチェック

 100円ショップは定価100円が前提だけに、価格競争は存在しないともいえるが、3社の現状を見ておこう。まずは儲けである。過去5期通算で、100円の商品を1個販売したとして得る利益を求めてみた。セリアは4.3~9.3円。キャンドゥは1.3~3.8円。ワッツは、儲け3.8~5円である。直近でいえば、セリア(14年3月期)は9.3円、キャンドゥ(13年11月期)2.3円、ワッツ(14年8月期)4.0円といったところだ。

 儲け具合は、セリアがややリードしている形だが、100円商品1個の販売でも、各社はしっかりと利益を確保しているわけだ。もちろん、仕入などの原価や地代家賃や水道光熱費などを含む経費を、1円単位どころか銭単位で軽減化に取り組んでいる結果だ。原価と経費についても見てみよう。

 原価はセリアが58~60円。キャンドゥは63~65円。ワッツは62~63円といったところ。100円商品の原価は60円前後から65円と見てよさそうだ。

 経費はセリアが33~35円。キャンドゥは33~34円、ワッツは33~38円である。その内訳をもう少しみれば、セリアは1個100円の商品につき、従業員給与手当・賞与と法定福利費合計で13円強、地代家賃は10円強である。キャンドゥは、給与関連と法定福利費を合計すれば100円の商品につき14円強に相当。

 ただし、従業員の給与手当・賞与とパート・外注費を分けて開示しており、パート・外注費は従業員の給与手当・賞与の2倍近くになっている。地代家賃は11円弱である。ワッツの場合は、人件費関連と賃借料の両方ともほぼ12円弱での推移である。


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