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若者に人気の「マンガアプリ」
ビジネスのカギは無料で囲い込み

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2015/03/21 14:00

 場所を選ばず楽しめる「マンガアプリ」。無料サービスがあたり前になりつつように見える中、それぞれビジネスモデルを確立させているようだ。

 ジャストシステムは3月11日、マンガアプリの利用に関する実態調査の結果を発表した。この調査は事前のアンケート調査で「マンガアプリを現在利用している」と回答した10代から30代の男女600名を対象に、3月2日から3日にかけて実施された。

 まず、マンガアプリの利用頻度を聞いたところ、43.7%の人が「ほぼ毎日利用している」と回答した。年代別に見ると、「ほぼ毎日利用している」と解答した人の割合は10代では52.0%、20代では42.0%、30代では37.0%となり、若年層ほど頻繁に利用している実態も明らかになった。

 一方、マンガアプリで毎月どのくらいお金を使っているか聞いたところ、「課金は一切していない」が51.7%で最も多く、「500円未満」の16.0%、「500〜1,000円未満」の9.8%と続いた。マンガアプリは頻繁に使うものの、そのほとんどは無料サービスを利用しているようだ。

 そこで、ユーザーから人気のあるマンガアプリについて、その魅力とビジネスモデルをチェックしてみた。

 調査で頻繁に利用するマンガアプリを聞いたところ、最も多かったのは「comico(コミコ)」(34.8%)だった。「comico」は毎日更新のオリジナルコミックが無料で読める、新しい形のウェブ漫画サイト。有名漫画家のマンガはなく、「comico」でしか読めない漫画家を目指す若手の作品を公開している。投稿機能もあり、誰でも作家デビューできるのも魅力の1つになっている。こうした若手の中から、将来活躍する若手漫画家を発掘して単行本やグッズなどで収益を上げるのが、「comico」のビジネスモデルのようだ。

 2位はモバゲーのDeNAが運営する「マンガボックス」(28.8%)だった。「マンガボックス」は、人気漫画家の最新連載が無料で読めるのが魅力。中には「進撃の巨人」などの人気マンガのスピンオフ作品などもあり、ほかでは読めないマンガも楽しめる。無料公開されていない部分は、課金サービスを利用することで読めるようになっている。無料サービスを提供することで多くのユーザーを獲得し、その中の一部に課金サービスを利用してもらおうというのが、「マンガボックス」のビジネスモデルのようだ。

 3位は「LINEマンガ」(28.5%)。無料で人気漫画を毎日更新している。「LINEマンガ」は、無料マンガを読んだユーザーが、さらに読みたくなったら続きを購入する仕組みになっている。電子書籍を販売するというモデルだが、ユーザーにとってはまず読んでから続きを購入できるというメリットがある。

 スマホの普及で、場所を選ばすマンガを楽しめるマンガアプリのユーザーは増えている。無料サービスがあたり前になりつつある中、先行する各社の経営が軌道に乗れば、マンガを取り巻く市場は大きく変化しそうだ。

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