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シニア向け中古パソコンの販売で起業!年商30億に
成功の秘訣は「いかにお金をかけずに失敗するか」

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2010/11/10 09:00

今回は、中古パソコンの買い取り・販売事業を行う榊彰一さんのお話です。生命保険会社を辞め、システム開発の会社を起しました。その後、百貨店・大型スーパーの催事で中古パソコンを販売する事業を始め、急成長を遂げています。

中古パソコンの買い取り・販売事業で起業! 10年で年商30億円に

 中古パソコンの買い取り・販売を手掛ける株式会社ブロードリンク。「ぱそこん生活」という屋号で、百貨店や大手スーパーの催事場で中古パソコンを販売している。その他、中古パソコンの通販、パソコン周辺のサービス、通信サービス販売も行う。

 主な客層は、50~60代のパソコン初心者。「新商品や高性能でなくとも、必要最低限の機能があれば良い。15万円のパソコンには腰が引けるけど、4~5万円なら試しに買ってみよう」という層だ。同事業をゼロからスタートして急成長、創業2年で年商1億円、10年で年商30億円となった。

 社長の榊彰一さんは、1971年、大阪で喫茶店を営む両親の元に生まれた。関西弁の速いしゃべり、スピードを意識する様子は浪速の商人そのもの。とはいえ、大学生になるまで、大人しいタイプだった。

 「1人っ子だし、あまり社交性もなくて、皆でワイワイするよりは1人でひっそりと過ごしていました。理系の研究者になって、将来は白衣を着て、難しい計算をしながら発明でもできたらいい、その延長でノーベル賞が取れたらいいなと夢描いていました」

 大学・農学部に入学してバイオテクノロジーを学ぶが、19歳で研究者への道は諦めた。「輸入した未成熟の青いバナナを、黄色く甘く熟成させる追熟処理という実験があるのですが、周りの皆が黄色く美味しいバナナを作っているのに、僕にはベチョベチョのバナナしかできない(笑)。『研究の道に進んでもダメや。白衣を着ても、何も発見することができないだろう』と悟り、諦めました。実家も商売人なので、実験でなく、有機的な人との出会いの中で商売を広げる世界に進むことを決めました」

 ビジネス界への方向転換を決めた榊さんが熱中したのは、サークル活動。「商売人になるには、1人で遊ぶのではなく、人との付き合い方を覚えなあかん。そのためには『サークルを自分で作ってみたらどうやろか』と、遊びサークルを作りました」

 夏は海岸沿いの民宿を貸切り、秋にディスコで貸切りダンスパーティーを開催、冬は貸切りバスでスキーへと、多くの人と積極的に交流した。大学3年になると、将来独立することを目標に就職活動を始めた。「商売を始めようと思っても、20歳そこそこの自分には何もできなかった。とりあえず、経験とお金がいるよね、と就職先を決めました」

 大学卒業後、営業経験を積むため、朝日生命保険に入社。個人営業、法人営業を経験後、教育担当に従事した。「人一倍働きました」。常に成績は、同期のトップクラスとなり、営業スキルにも自信を持った。入社3年が過ぎた頃から、いよいよ独立を視野に入れた週末活動を始めた。青年会議所に入って情報を収集し、自らを活かせるビジネスアイデアを探した。29歳のとき、同社を辞め、個人事業主として独立。現在の急成長ビジネスを見つけるまで、それから6年間を要したという。(次ページへ続く)


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