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慶應SFC女子大生がユーザー参加型商品開発企業を設立!
Facebookで声を集め、革新的ビジネスモデルを作りたい

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2011/04/29 09:00

 今回は、「ユーザー参加型商品開発」を研究し、大学発のベンチャー起業家となった木下優子さんのお話です。ビジネスプランコンテストで、「行動スピードの速さ」を評価され優勝。その賞金300万円を資金に開業しました。現在も、Facebookはじめ、ユーザー参加型プラットフォームから声を集め、革新的ビジネスモデルを作ろうと励んでいます。

女子大生の感性を活かし、大学発のベンチャー企業として起業

 ハート型キルティングのパソコンケースや、キラキラのバッグチャーム。働く若い女性なら、誰もが欲しくなるようなビジネスグッズを制作・販売するのが、株式会社アゲハだ。

 運営するのは、26歳の木下優子さん。大学院入学と同時に会社を設立し、今春で丸3年が過ぎた。同社のコアターゲットはF1層(20~34歳)の働く女性で、ネットショップやFacebookでユーザーの声を集め、商品開発に活かしている。

 若くして経営者となった木下さんは、早くから自分らしい生き方を模索してきた。進学校の教育スタイルに疑問を持ち、高校を自主退学。「渋谷109」の販売員、ハワイへの短期留学、アナウンススクールへ通うなど、さまざまなアクションを起こした。「自分の進むべき道にすごく迷い、『このままでいいのか?』と真剣に悩んでいました」

 ある時、友人から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスを紹介された。「問題発見・解決型の人材を育成する」という理念に感銘を受け、大学入学資格検定を経て、慶應大学総合政策学部に入学した。

「ユーザー参加型商品開発」を研究し、自分たちが欲しいものを商品開発

 起業のきっかけは、大学の授業。「ユーザー参加型商品開発」をテーマに、半年間ゼミで、現在のビジネスのもとになるモデルを考えた。その頃はまだ起業する気はなく、「プランをどこかの企業に提案して一緒に研究したい」と思っていた。運命が変わったのは、7月の最終プレゼンで担当教授からかけられた言葉だった。「このビジネスはいける! 誰かやらないの?」

 自分たちが生み出したモデルが、実際のビジネスで通用するかもしれない。期待をふくらませ、大学の起業家育成団体「KIEP(慶應SFCイノベーション&アントレプレナーシップ・プラットフォーム研究コンソーシアム)」の夏合宿に参加した。しかし、このときまだ木下さんは「どこかの企業の事業として始め、自分自身は研究者として参加したい」と思っていた。しかし多くの大学生ベンチャー起業家と出会い、次第に「新しいアイデアは、自分自身で形にしないと実現しないのではないか」と思うようになった。

 冬が近づくにつれ、「起業してみようかな」という気持ちが生まれた。そこで、同じゼミに所属していた田中里実さんともう1名の友人に、共同経営者として声をかけた。販売する商品を具体的に検討するうち、思い当たったのは身近なものだった。

 学生はノートパソコンを持ってキャンパスに通っていたが、多くの女子学生は「パソコンケースは男性ビジネスマン向けばかりで、かわいいものがない!」という不満を感じていた。「ないものは作ってしまおう!」 ここから、最初に開発する商品はパソコンケースに決まった。

 商品が決まったところで、次に考えるべきはお金の問題だった。木下さんたちには、開業資金がなかった。資金集めについて頭を悩ませるうち、大学の構内で20代起業家向けビジネスプランコンテスト「起業チャレンジ 2008」のポスターを見つけた。なんと応募締切りの1日前だった。クリスマス当日、大あわての応募となった。(次ページへ続く)


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