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「お客さんは神様じゃなくて、友だち」 大人が本気で感動できる旅『大人の修学旅行』の起業物語

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2014/06/19 08:00

 今回は、世界を旅するグループツアー「大人の修学旅行」を企画運営する中村伸一さんのお話です。やむなく独立したばかりのころから、中村さんのもとには「最高の旅だった」と多くの手紙と写真が届いていました。「お客さんは『神様』でなく、『友だち』」という精神が、心に響いているのでしょう。

世界を遊び場に、本気で遊んで仲間をつくる「大人の修学旅行」

 世界中から集まったメンバーが現地集合して一緒に旅をする、多国籍冒険ツアーをご存じだろうか。株式会社エクスプローラ『地球探検隊』代表取締役“隊長”の中村伸一さんは、そんな旅を日本に広めている。

 「旅は人生を変える! 旅で大切なのは、誰と一緒に何ができるのか、ということ。毎回違うストーリーができ、感動が生まれています」

旅のワンシーン

 たとえば2014年ゴールデンウィークは、「大人の修学旅行」という企画で、インカ文明の遺跡である南米ペルー・マチュピチュへトレッキングツアーに出掛けた。アンデス山麓 標高2,400メートルの空中都市まで歩く、まるで「自分にチャレンジする」旅だった。

 「インカ道は、彼らが生きるために、いかに困難な道を切り開いたかの証。そこを俺たちが登ることに意味があると思うのです。現地ガイドも話していましたが、マチュピチュへは列車とバスに乗れば簡単に行ける。それでも足腰が丈夫なうちに3泊4日かけて44キロを歩き、『太陽の門』をくぐって見るマチュピチュは違って見えます。太陽の門で、俺たちは感動して泣きました」

 今回は、地球探検『隊』にちなんで、中村さんのことを“隊長”と書かせていただくことにしよう。

国際体験プログラム代行会社に就職 「トレックアメリカ」に衝撃

 隊長は、1961年生まれ。子ども時代は、海、山、川をかけずりまわって遊んだ。心の師だった祖父は、ふたつの教えを残してくれた。「いつでもひとりでやっていける心構えと勇気を持て」と「心から信頼し合える仲間をつくれ」だ。「それほど意識しているわけではありませんが、気がついたら、そのとおりに生きています」

 1983年、まだ海外旅行に行く人がめずらしかった時代、国際体験プログラム代行会社に入社。採用面接では、少人数で行くキャンプツアー「トレックアメリカ」の話を聞いて、衝撃が走った。

 「世界中から若者が集まってキャンプし、テントで生活しながらアメリカ大陸を横断する旅。『日本にまだない、知らない人が多いのはもったいない!』と思いました」

 面接会場でたったひとり興味を示した隊長が採用された。

 「それまで面接で落ちまくっていたので、嬉しかったですね。でも、今の俺が当時を振り返っても、俺のことは雇わないでしょうね、鼻っぱしは強そうだし、ちょっとやんちゃでツッパっているし(笑)。採用されて嬉しかったので、とにかくやってみようと思いました」

 職業人生には、挫折なのかチャンスなのかわからない出来事が散りばめられている。隊長は若者の国際体験プログラムの担当になったが、なんと、入社半年で部署ごとクビになってしまう。右も左もわからない、21歳のときだった。


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