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逆上がりができなかった少年が、体育の家庭教師派遣会社で起業! 民間の立場で成功体験を与えるほうが、夢のある仕事

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2014/08/19 08:00

 今回は、体育の家庭教師で起業した水口高志さんのお話です。体育大学生の時、知人から「息子に逆上がりを教えてほしい」と言われたことがきっかけで個別指導を始め、「できるようになる喜びを与えたい」と、体育家庭教師を派遣するビジネスを立ち上げることにしました。

逆上がりができなかった少年が、体育の家庭教師派遣会社を設立

 読者の皆さんは、子どもの頃、鉄棒の逆上がりは得意でしたか? かけっこは? なわとびは? 跳び箱は? 何を隠そう、筆者は運動が苦手で、4段の跳び箱すら華麗に飛び越えた経験がない。

 そんな運動が苦手な子どもたちに、体育の家庭教師として運動を教えるのは有限会社スポーティーワン代表の水口高志さんだ。1レッスン90分で7,000円(税、交通費別。正会員の場合)で、生徒宅近くの公園やスポーツ施設などで特訓する。

 「どのような運動でもコツを掴んで反復練習をしていると必ずできるようになります。たとえば、逆上がりが上手くなるコツは、反復練習とコツを知っている人から教えてもらうこと。力の出しかた、鉄棒の持ちかた、できるイメージを少しずつ理解し、それらが合わさった時に脳の運動神経、シナプスがつながって突然できるようになるのです」

http://www.sporty-1.co.jp/

 水口さんは1973年、静岡県で生まれた。父親が地域のソフトボールチームの監督をしていた影響で、野球一色の学生時代を過ごした。「高校の体育教師になって、野球部の顧問になりたい」と、日本体育大学に進学する。

 起業のきっかけは、大学入学後すぐに知人から「息子に逆上がりを教えて欲しい」と頼まれたことだった。「体育教師になるための勉強になれば」と引き受け、1週間後に逆上がりのテストを控えたその子と一緒に毎日猛特訓。手がマメだらけになっても頑張る姿を見て、水口さんは自分の少年時代を思い出した。実は、水口さん自身も小学校4年生の時、逆上がりができなくて悔しい思いをした経験がある。

 「クラスで僕ひとりだけ逆上がりができなくて居残り練習をし、本当に辛かったですね」

 特訓により、逆上がりができるようになった子どもから喜びの電話がかかってくると同時に、他の逆上がりができない子どもの親からも依頼が来るようになった。紹介が紹介を呼び、放課後や休日に体育の個人指導をする機会が増えていき、体育大学の友人を募って組織化して指導にあたった。

学校よりその枠の外で成功体験を与えるほうが、夢のある仕事ではないか

 そんな中、水口さんにはある疑問が生まれた。「なぜ鉄棒ができない子どもが、これほどたくさんいるのだろう?」

 親に話を聞くと、「小さい頃に公園で遊ばせることができなかった」「1人っ子で、遊ばせかたがわからない」「塾通いで友だちと公園で遊んで帰る時間がない」など、都市部ならではの切実な悩みがあった。

 「いっそのこと、学校の先生という枠の中で指導するよりも、その枠の外で子どもたちに成功体験を与えることのほうが、夢のある仕事ではないか。

 運動能力が上がると、活発な性格になり、できないことがあっても『自分でやってみよう』というチャレンジ精神が生まれます。できないことができることになって、『自信』や『達成感』を身に付けて欲しいと思いました」

 そこで学校の先生でなく、「体育の家庭教師」という仕事を選ぶことになった。大学3年次に「学校の教師になるコース」と「スポーツビジネスに携わるコース」に専攻が分かれたタイミングで、「体育の家庭教師」事業で会社を立ち上げることを決心。所属ゼミでビジネスプランを練って卒業論文を作成した。


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