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1日5,000円でお店や教室が開ける 「空きスペース」のシェアビジネスで起業した女性の物語

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2015/03/11 08:00

 今回は、空きスペースを時間単位でシェアする『軒先ビジネス』を起業した西浦明子さんのお話です。起業のきっかけは、雑貨を売るために短期間使う場所を探した際、高額な賃料に驚いたこと。一方で、ちょっとした“スキマ”はたくさんあることに気付き、「スペースを空いた時間だけ貸し出す人と使いたい人をマッチング」するビジネスを思い付きました。当たり前だったことに焦点を当て、視点を変えて生まれたアイデアです。

空きスペースをシェアする「軒先ビジネス」で起業

 「1日だけお店を開いてみたい」、「オシャレな駅近くで個展を開催したい」、こんな憧れを持つ人って意外と多い。けれど、良い立地の物件になるほど、家賃が高くて借りられない。

 それなら、「ちょっと使う」ならどうだろう。そんな思いつきから生まれたサービスが、「1週間だけ」、「1日だけ」、「数時間だけ」使えるスペースの検索・予約サイト『軒先ビジネス』だ。「“もったいない”スペースをシェアする」をキャッチフレーズに、空きスペースを貸したい人と使いたい人をマッチングさせるサービスである。

 たとえば、路面店の休日だけ野菜や古着を販売、カフェや一般企業の会議室を貸し切ってセミナー会場や展示会場として使う、という斬新なアイデアだ。『軒先ビジネス』に登録された空きスペースは、全国に約2,500カ所、駐車場に特化した『軒先パーキング』には2,000台分が登録されている。

 運営するのは、軒先株式会社・代表取締役で“スキマハンター”の西浦明子さん。妊娠中に思い付いたアイデアで起業、今年で7年目を迎える。オフィスには、息子さんの描いた絵が飾られていた。

学生の頃から「ニッチで一番」を目指し、妊娠をきっかけに起業

 西浦さんは1969年、神奈川県に生まれた。学生時代から「ニッチな分野で一番を目指そう」と考え、大学でポルトガル語学科に進んだ。大学3年次に留学したポルトガルで、友人たちの興味は西浦さんが持っていたソニーのウォークマンに集中。

 「田舎町でも皆、SONYを知っていて驚きました。ポルトガルの人達に新商品を広めるような仕事がしたいと思いました」

 そして、新卒でソニーに入社。「海外勤務がしたい」という希望が叶い、20代半ばから6年間、チリ支社に赴任してオーディオ製品等の営業支援を行った。

 「チリはとても良い国だったのですが、情報は遅かった。ちょうどその頃、インターネットが普及し始め、アメリカや日本はネットバブルに。『このままでは取り残されてしまう』と、日本に帰ることにしました」

 帰国後、知人から「新しいウェブメディアを立ち上げるので、一緒にやらないか」と声を掛けられ、All About Japanの立ち上げに参加。次に、ソニー・コンピュータエンタテインメントで5年間勤務し、商品企画部でプレイステーション2やPSP等、ゲーム機の海外展開、新商品の開発等を担当。2006年に(財)日本国際協力システムに転職して政府開発援助(ODA)関連の仕事に携わっていた頃、妊娠して退職を決めた。

 それまで起業なんて考えてもいなかった西浦さんは、ふとしたきっかけでアイデアを思い付くことになる。


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