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日本株の「曜日効果」は本当に使えるのか?

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2015/11/12 08:00

 「月曜日が安い」「週央から週末に高い」といわれる日本株の「曜日効果」。実際に検証してみると、以前とは状況が変わっている可能性があることが分かりました。

日本株の曜日効果を検証!

 ファイナンスの教科書で常識のように説明されている事象でも、実はしっかり検証されていなかったり、最近は状況が変わっていたりすることがあります。そこで、「月曜日が安い」「週央から週末に高い」といわれる日本株の曜日効果を検証してみたところ、以前とは状況が変わっている可能性があることが分かりました。

曜日効果の“アノマリー”:確認できたのは月曜日だけ

 1週間の曜日によって相場が高かったり安かったりするという現象は「曜日効果」または「曜日アノマリー」と言われ、しばしば市場関係者によって当然のことのように言及されます。そこで、1985年からの過去30年において、曜日毎の日経平均の平均騰落率を調べてみたのが図1です。

 これを見ると、確かに「月曜日は安く、水・木曜日は高い」ように見えます。しかしながら、10年毎に区切ると変化があるようです。1985年から1994年の10年では、月曜日に平均して0.134%下落(日経平均18000円とすると24.1円の下落)しましたが、2005年からの直近10年では平均して-0.01%(日経平均18000円とすると1.8円)しか下がってはいません。また、かつて上がっていた水曜日と木曜日も、1995年から2004年の10年では上昇していたとは言い難いようです。

 また、この傾向が統計的に有意であるか検証してみたところ、1985年から2015年10月までの30年間を通して確認できたのは「月曜日が0.1%程度(日経平均18000円なら18円)安くなる傾向がある」(信頼度95%)だけでした。また、図1で上昇が目立っている1985年から1994年の水曜日については+0.14%、同期間の木曜日については+0.19%(ともに信頼度99%)となる傾向が確認できました。しかし全期間については、水曜日と木曜日の騰落率は有意な結果が得られませんでした。


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