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電力小売り自由化でガス会社が一歩リード
一方、3人に1人が「変更する予定はない」と回答

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2015/12/19 22:00

 来年の4月から電力の小売り販売が自由化され、自由に電力会社を選べるようになる。しかし、利用者の理解はそれほど進んでいないようだ。

 東京ガスは11月4日~5日にかけて「電力自由化」に関する意識調査を実施し、その結果を12月8日に発表した。調査対象は東京、神奈川、千葉、埼玉に住む20代~60代の男女1,030名。

 まず、電力自由化を知っているか聞いたところ、知っている人は82.4%に達した。しかし、「内容まで知っている」と回答した人は21.7%にとどまり、「言葉は知っている」が60.8%で大半を占めた。「知らない」は17.6%だった。

 次いで、電力自由化にどの程度期待しているかを聞いたところ、「期待している」と回答したのは53.3%(「とても期待している」が10.7% 「やや期待している」が42.6%)だった。その理由を複数回答で聞いたところ、「電気代が安くなる」(88.2%)、「電気の購入先を自由に選べる」(53.9%)、「セット料金など新しい割引がある」(41.2%)などの回答が多かった。

 一方、電力自由化に「期待していない」は11.5%、「どちらでもない」は35.1%だった。その理由を同様に聞いたところ、「変更するメリットが分からない」(45.7%)、「内容がよく分からない」(32.0%)などの回答が多かった。

 そんな中、顧客獲得でガス会社が一歩リードしているという調査結果が発表された。調査を実施したのは株式会社グリーン・シップで、コンピュータで無作為に選んだ東京と大阪の電話番号に電話してアンケートを実施した。

 調査日は11月8日で、サンプル数は東京が566件で大阪が517件。それによると、今の時点で変更するとしたらどの会社にするつもりか聞いたところ、「まだ決めていない」を除くと、「都市ガス会社」(東京16.6% 大阪19.7%)が最も多く、以下は「通信ケーブル会社・通信会社」(東京8.7% 大阪5.6%)、「他の電力会社」(東京は東京電力以外5.5% 大阪は関西電力以外3.9%)と続いた。

 ただ、同社によると、「電力会社を変更する予定はない」と回答した人が東京で36.0%、大阪で34.8%に達し、「変更する予定」(東京32.5% 大阪31.3%)と「わからない」(東京31.4% 大阪33.8%)をそれぞれ上回った。

 2つの調査結果からは、電力会社の変更に慎重な利用者が多いことが分かる。顧客獲得には利用者に具体的な仕組みを分かりやすく説明し、メリットを伝えることが重要と言えそうだ。

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