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アジア・アフリカの黄金時代が到来?
人口爆発と超長期投資シナリオを考える

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2016/01/08 14:00

  2015年12月の地球温暖化対策の国連の会議COP21で、京都議定書以来18年ぶりとなる新たな枠組みとして「パリ協定」が採択されました。これで、少なくとも先進国が再生エネルギー普及に潤沢な開発予算をつけることがほぼ確実になりました。一方、地球規模の人口爆発は止まりそうもありません。そこで、人口爆発を前提に投資の観点から数十年スパンの超長期シナリオを考えておきましょう。

2050年に100億人!

 国連中位推計によると、世界の総人口は2015年の73億人から2060年には100億人を超える見込みです(図1)。これは、現在の総人口に中国とインドがもうひとつずつが加わる規模というとてつもなく大きな数字です。

 また、その人口増加のほとんどがアジア(9億人)とアフリカ(17億2千万人)です。極めて楽観的な見方をするなら、「これからはアジア・アフリカの時代になる」とも言えます。しかし、「悪いことが起こる可能性のある場合は、いずれ実際に起こる」というマーフィーの法則どおりに、悪い予想が実現してしまう可能性も無視できません。

注目地域に絞ってみると

 当該国の株価指数に投資するとか、10数銘柄に分散してその国や地域の成長から収益を得ようと考えるのであれば、一般に人口が増加基調にあるかどうかはきわめて重要です。

 その観点から主要国・地域の人口推移(図2)を見ると、インドの総人口は(図中黄緑線)2020年にはほぼ中国(図中青線)に追い付き、その後中国の人口は減少する一方で、差はドンドン開いていきます。これはもう5年後なのでほぼ確実に起こり、中国経済の長期停滞とインド経済の伸長を予見させます。

 これからの40~50年でもっと人口増加が著しいのがサブサハラ(サハラ砂漠以南のアフリカ)諸国で(図中ピンク線)、2030年代中頃には、合計人口はインドをも上回ります。アフリカは日本から遠いこともあって現時点では日本国内からの投資は容易ではありません。しかし、驚異的な人口増加を考えると、何もしないでいると「百年に一度」の投資機会を逃してしまうかもしれません。

 また、日本国内から投資が容易な地域の中で見ると、欧州(図中黄色線)と日本(図中緑線)は人口がジワジワ減る一方、アメリカ(図中オレンジ線)と東南アジア(図中紫線)はしっかり人口が増加しています。これで見るなら、欧州株や日本株よりも、米国株や東南アジア株の方がよさそうです。


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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