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企業の人手不足関連倒産、前年比5.6%増
事業拡大を目指す企業でも人材不足の傾向

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2016/02/06 14:00

 求人難による倒産が増えており、企業の人手不足感が高まっている。業績拡大を目指す企業においても人材が不足しているようだ。

 東京商工リサーチは1月13日、人手不足関連倒産の調査結果を発表した。それによると、2015年(1月~12月)に発生した人手不足関連倒産は318件で前年の301件を上回り、5.6%増となった。内訳をみると、代表者死亡などによる「後継者難型」が279件、「求人難型」が25件、「従業員退職型」が14件だった。事業継承問題が深刻さを増していることから、人手不足関連倒産の大半が「後継者難型」を占めている。ただ、最近では景気回復の動きにあわせて人手不足感が高まっており、「求人難型」の推移に注目が集まっている。

 一方、人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が1月19日に発表した企業の人材不足実態調査の結果によると、多くの企業が人材不足を実感している様子が判明した。調査対象は運営する中途採用支援サイトを利用する企業の人事担当者で、578社から回答を得た。調査期間は2015年11月18日から12月15日。

 まず、人材が不足している部門があるか聞いたところ、84%が「ある」と回答した。「ない」は14%で「わからない」は2%。同様の調査は2010年にも実施しており、その際に「ある」と回答した企業の割合は64%だった。5年間で企業の人材不足感が高まっている様子が分かる。

 「ある」と回答した企業に人材が不足している理由を複数回答で聞いたところ、多い順に「退職による欠員」(55%)、「既存業務の拡大」(41%)、「業績好調による業務量の増加」(37%)、「年齢構成のバランスが悪い」(26%)などとなった。

 また、人材不足に対してどのような対策をとっているか同様に聞いたところ「正社員の採用を行う」が81%で最も多く、2位の「契約社員の採用を行う」(24%)と3位の「アルバイト・パート社員の採用を行う」(22%)を大きく上回った。正社員を採用する理由を聞くと、「中長期で業務拡大が見込めるので、長期的に人材確保・育成して行きたい」「当社独自のノウハウをしっかりと身に着けて活躍してもらいたい」などの回答が寄せられた。

 多くの企業で人手不足を感じているようだ。少子高齢化で労働者人口の減少が予想される中、今後の動向に注目が集まる。

 

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