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企業の派遣会社の利用率は48.2%、一方で
ワークライフバランスの満足度は派遣社員がトップ

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2016/02/06 22:00

 ワークライフバランスの観点では、派遣社員の満足度は意外に高いことが分かった。労働者派遣法の改正で派遣社員の待遇は改善傾向にある。

 東京商工リサーチは全国の企業を対象に、昨年の9月30日に施行された「改正労働者派遣法」に関する調査を実施し、その結果を12月22日に発表した。調査期間は2015年11月11日から20日で、有効回答の数は3,851。

 まず、派遣会社の利用率を調べたところ、「利用している」は48.2%で、「利用していない」は50.5%だった。「回答できない・わからない」は1.3%。

 そこで、派遣会社を利用していると回答した企業に、労働者派遣法改正によるメリットを聞いたところ、最も多かったのは「メリットがない・わからない」の58.6%だった。以下は「正社員化を見据えた良い人材確保」(16.2%)、「派遣社員のモチベーション向上を期待」(8.1%)、「業務ローテーションが進展する」(7.0%)などと続いた。

 同様にデメリットについても聞いたところ、「デメリットはない・わからない」が49.7%で最も多かった。以下は「スキルレベル維持に不安」(20.8%)、「雇用不安等による派遣社員のモチベーション低下」(13.3%)、「仕事を教える手間がかかる」(10.0%)などと続いた。労働者派遣法の改正にはメリットとデメリットがあるものの、約半数の企業がそれらを実感していないようだ。

 一方で、エン・ジャパン株式会社が1月20日に発表した「ワークライフバランス意識調査」の結果によると、派遣社員の満足度は正社員よりも高かった。調査対象は同社が運営するサイトのユーザー3,523名で、調査期間は2015年11月26日から12月23日にかけて。

 それによると、現在のワークライフバランスの状況について雇用形態別に聞いたところ、「良い」という回答がもっとも多かったのは「派遣社員」の41%だった。「契約社員」と「アルバイト」は34%で、「正社員」は18%にとどまった。「悪い」という回答は「正社員」が47%で最多だった。以下、「契約社員」の29%、「アルバイト」の24%、「派遣社員」の20%と続いた。

 総務省の調査によると、非正規で働く人のうち、正規の仕事に就きたいが就けていない「不本意型」の割合は18.1%で、残りの約8割はすすんで非正規雇用の職を選んでいるという。また、非正規で働く人の多くは仕事以外に比重を置いた働き方を望んでおり、ワークライフバランスへの満足度が高くなる傾向にあると同社はコメントしている。

 改正労働者派遣法では派遣元は派遣先と協力し、派遣労働者のキャリアアップや福利厚生の充実、賃金水準の適正化、直接雇用の推進を図るなど、派遣労働者の雇用安定と処遇改善を進めることなどが盛り込まれている。法改正によって今後、派遣労働者の仕事に対する意識がどう変化していくかが注目される。

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