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マイナス金利、個人投資家の36%が前向き評価
投資意欲が減退した人も20.5%、賛否が分かれる

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2016/02/27 18:00

 日本で初めてのマイナス金利がスタートした。突然の導入で理解されていないこともあり、個人投資家からの評価は分かれているようだ。

 日銀が導入を決定したマイナス金利が、2月16日からスタートした。これを受け、金融機関は預金金利の引き下げに動き出したほか、住宅ローン金利の引き下げも始まり、マイナス金利の影響が私たちの生活にもおよび始めた。

 マイナス金利になるのは、金融機関が日銀に預けてある当座預金の一部だ。日本には「準備預金制度」があり、金融機関は預金残高の一定割合以上を日銀に当座預金として預け入れることが義務付けられている。マイナス金利導入前は、この一定割合を超えて日銀に預けている当座預金には、0.1%の利息が日銀から金融機関に支払われていた。マイナス金利導入後はこの超過部分の一部にマイナス金利が適用され、金融機関は0.1%の金利を日銀に支払うことになる。マイナス金利が適用されるのは、当初は10兆円程度とみられており、その後も10兆から30兆円に抑える方針を日銀は示している。

 マイナス金利が機能すれば、金融機関は日銀に預けている当座預金を減らし、その分を企業などへの融資に回すのではないかと期待されている。また、金利低下によって為替は円安に進み、日本の株価も上昇すると考えられている。しかし、実際にはマイナス金利導入後に円高が進んだほか、いったん上昇した株価も下落に転じている。

 そんな中、マネックス証券は個人投資家983名を対象に調査を実施し、その内容をまとめた「MONEX 個人投資家サーベイ」を2月16日に発表した。調査期間は2月5日から8日にかけて。

 マイナス金利がマーケットに与える影響について聞いたところ、47名が「非常に前向きに評価する」、302名が「前向きに評価する」と回答し、約36%の個人投資家がマイナス金利を前向きに評価していた。ただ、228名が「否定的に評価している」、58名が「非常に否定的に評価している」と回答するなど約29%が否定的に評価。さらに、233名が「中立である」、115名が「現時点では評価できない」と回答するなど様子見の個人投資家も多く、マイナス金利の評価は大きく分かれた。

 また、マイナス金利導入で投資意欲がどのように変わったのか聞いたところ、60.4%が「投資意欲は変わらない」との回答。一方、19.1%が「投資意欲は高まった」、20.5%が「投資意欲が減退した」と回答するなど、マイナス金利が与えた個人投資家への影響もさまざまだった。

 マイナス金利が日本へ導入されたのは初めてのことで、その影響も未知数だ。さらに、マイナス金利の導入が突然だったこともあり、その内容をよく理解していない人も多い。時間の経過とともにマイナス金利による影響が明らかになっていくとみられ、今後の動向が注目される。

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