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「ポッキー」人気の理由は?
注目は大人向けや地域限定の品、そして1冊も

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2017/02/05 14:00

 昨年で発売から50年、今や世界中で愛されてるチョコレート菓子「ポッキー」。同商品は、なぜいつの時代も人気が衰えないのか。

 「ポッキー」といえば、説明は無用の人気商品だ。江崎グリコ(本社:大阪府大阪市)が1966年に世に送り出したチョコレート菓子が、50年以上も経過した現代においても、高い支持を得る理由はどこにあるのだろうか。

 長年愛される理由のひとつは“好奇心を刺激する”おいしさに出会えることかもしれない。気まぐれな消費者を相手に、かたくなに昔ながらの味を守るだけでは、同業他社が出す各種新商品に人気を奪われてしまう。しかしポッキーの場合は、昔ながらの味を守りつつ、それ以外の対応も実に柔軟で巧み。時代とともに世間が注目し、求める味の提案を常に行い、人の気をそらさない。

 例えば、ターゲットを絞った味の提案がある。そのひとつが「大人」をキーワードにした商品展開だ。昨年末はウイスキーに合うポッキーとして「ポッキー<大人の琥珀(こはく)>(997円・税込、6袋入)」が、インターネット通販のみで販売された。チョコレートをコーティングする軸(プレッツェル)部分にはウイスキーの原料と同じモルトエキスを使用し、チョコレートの甘さを程よく抑えるために塩をまぶした同商品、その人気ぶりはなかなかのものだった。また今年に入ると、バレンタイン期間限定販売となる「ポッキー<シャンパン仕立て>(オープン価格、1本詰袋×7/参考価格:410円・税込)」が登場。同商品も有名パティシエ監修のもと、チョコレート生地にシャンパンを使用した、大人が楽しむポッキーとなっている。

 希少性ある味の提案も見事だ。代表的な例には「ご当地みやげポッキー」がある。ジャンボなサイズの販売地域限定商品として1994年から始まった試みは、昨年全面リニューアル。2月には第1弾の3商品の発売がスタート。そして今年1月には第2弾「あまおう苺(九州限定)」「五郎島金時(北陸限定)」「佐藤錦(東北限定)」の販売も始まった。出かけた先で、同地以外では買えないポッキーに出会う。おみやげにもいいが、自らも味を試したくなり、つい購入してしまいそうだ。価格はオープン価格(参考価格:店頭想定価格は800円台)。

 そしてポッキー人気の理由を知るスピンオフ的な存在に“読むポッキー”もある。書籍『結果を出すのに必要なまわりを巻き込む技術』(1,620円・税込、ポプラ社)の著者は、ポッキーなどを担当するマーケターである小林正典氏。同書では氏の仕事における極意がまとめられており「どこで戦い、どのように勝つかをシンプルに考える」「1人2、3企業ではなく、5人で12企業を担当」など、ビジネスパーソンにはどれも刺激的で、はっと何かを気づかせてくれそうな言葉が並ぶ。

 そろそろチョコレートが気になる季節。今年は恋の行方とともに、ビジネスの側面からポッキーという名作について考えてみても面白いかもしれない。

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