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がん検診、3人に1人が「受けたことがない」
一方、がん治療の負担額は約半数が毎月5万円以上

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2017/04/08 22:00

 3人に1人が定期的にがん検診を受診していなかった。一方、がん治療では医療費の負担が大きく、分子標的薬の服薬期間も長いようだ。

 内閣府は日本国籍を持つ18歳以上の男女3,000名を対象に「がん対策に関する世論調査」を実施し、その結果を1月に発表した。調査期間は2016年11月17日から27日で、1,815名から有効回答を得た。

 医療機関では胸や胃のレントゲン撮影やマンモグラフィ撮影などによるがん検診が行われているが、こうしたがん検診の受診状況を聞いたところ、「2年以内に受診した」が52.6%、「2年以上前に受診した」が13.8%、「今までがん検診を受けたことはない」が33.4%となった。がんは早期発見・早期治療が重要であるにもかかわらず、3人に1人が定期的にがん検診を受けていなかった。

 2年以内にがん検診を受診していない人にその理由を複数回答で聞いたところ、「受ける時間がないから」(30.6%)、「健康状態に自信があり必要性を感じないから」(29.2%)、「心配なときはいつでも医療機関を受診できるから」(23.7%)、「費用がかかり経済的にも負担になるから」(15.9%)などの回答が多かった。

 一方、楽天リサーチ株式会社は2月、登録モニターのうち半年の間にがんで医師の治療を受けた20代から60代の男女1,066人を対象に「がん治療に関する調査」を実施し、その結果を3月23日に発表した。

 最近ではがん細胞の増殖や転移を抑える効果が期待できる「分子標的薬」が注目されている。そこでがん治療を受けた人に分子標的薬の服薬状況を聞いたところ、40%が「1年以上」と回答した。そのほかでは「7カ月から1年」が17%、「4カ月から6カ月」と「2カ月から3カ月」が18%、「1カ月以下」が7%だった。

 続いて、がんの治療のための治療費や薬剤費など、病院に支払っている費用の実際の総額を聞いたところ、半数以上が毎月5万円以上負担していた。内訳は「5万円以上10万円未満」が30%、「10万円以上20万円未満」が17%、「20万円以上」が6%だった。そのほかでは、「3万円以上5万円未満」が35%、「3万円未満」が12%だった。

 がん治療は医療費の負担が大きいほか、分子標的薬の服薬期間も長期に及ぶケースが多い。経済的な面からも定期的にがん検診を受診して、早期発見・早期治療に努めることは重要といえそうだ。

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