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鳥貴族は、280円均一メニューでいくらの儲けを出しているのか?

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 首都圏や大阪で見かけるようになった焼き鳥メインの居酒屋「鳥貴族」は、280円の均一メニューでいくらの儲けを出しているのだろうか?

単一ブランドで280円均一がウリの「鳥貴族」

 若者のアルコール離れなどで苦戦を強いられている居酒屋業態にあって、客の支持を得ているのが「鳥貴族」だ。居酒屋で賑わっている店舗といえば、チムニー(3178)の「はなの舞」が目立つ程度であり、鳥貴族(3193)は数少ない居酒屋の勝ち組企業といえよう。首都圏や大阪、名古屋などが中心で全国出店とはいかないが、鳥貴族は人気アイドルグループ「関ジャニ∞」のメンバーの父親が創業オーナーであることでも知られる。

 チムニーは全国漁港からの直送で鮮魚の調達にこだわる。鳥貴族も国産国消にこだわり、フードメニューの全品国産化をすでに実現している。

 ただし、チムニーは想定客単価が3000円程度の「はなの舞」や「豊丸水産」を中心に、1500~2000円の「新橋やきとん」もあれば、単価1~2万円のシャンパンとワインを提供する「ヴィオニス」と業態が幅広い。それに対して、鳥貴族は単一ブランドである。どのチェーンが手がけている店舗かわからないほど、多種多様のブランドを展開している企業グループとは対照的に単純明快。そして、ドリンクを含め280円の均一価格が最大のウリである。

 鳥貴族の売上高と仕入高の差は、3倍台での推移である。フードメニューの国産化もそうだが、仕入コスト低減に注力していることがうかがえる数値だ。ただし、素材によっては仕入コストが想定外の高さになることもあるという。売上高と期末在庫で計算する商品回転日数は1.8日。つまり、原材料は2日もしないで使い切る。

 全店舗の4割がFC店舗ということもあり、1店舗1日平均の売上高ははっきりしないが、直営店でいえば、運営スタッフは従業員1.6人、パート9.8人平均で、店舗の資産価値はおよそ2000万円といったところである。

 新規開業店に投じる金額は、東京・赤坂の100席を超える大型店舗なら5000万円、50席程度の店舗なら3000万円前後である。ただし、鳥貴族でも収益が見込めない店舗が毎年数店舗出現し、4000万円ほどの減損損失を計上している。飲食業の厳しいところだ。


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