米国は今、自国の経済がスタグフレーションに突入してしまうのを恐れているという。しかしこの「スタグフレーション」という言葉、あまり聞きなれない経済用語だが、いったいどのような経済現象なのだろうか。
スタグフレーションは、不況(Stagnation)と インフレーション(Inflation)の合成語。つまり景気後退とインフレーション(インフレ)が同時に進行する状態のことだ。
通常、景気が停滞すると、消費者の需要が落ち込み、物価は落ち着くといわれている。1990年代から始まった日本の不況時も、デフレーション(デフレ)が生じ、給料や賃金は少なくなるけれども、物価も安くなるという現象が起こった。
しかしスタグフレーションは、景気後退によって給料や賃金は少なくなるのに、インフレによって物価は上昇するので生活はより苦しくなる。また貨幣や預貯金の価値もどんどん低下していってしまうのだ。
現在、米国は昨年に発生したサブプライムローン問題の影響もあって、世界経済における信用を失っている。その結果、国内の資金は行き場をなくし投機目的に原油市場に流れており、それが原油高をはじめ原材料価格の上昇を引き起こしている要因の1つだ。景気は後退しているのに物価は上昇している、米国は今、このスタグフレーションの恐怖に怯えているのだ。
【関連記事】
・サブプライム問題が日本の不動産市場へ
・米国の金融システムクラッシュが日本経済に与える影響
・現場を見なかったエコノミスト、現場を語った2ちゃんねる
・サブプライム問題を赤福を例に説明してみました
・好材料は本当に好材料? 悪材料は本当に悪材料?






人気企業の 三井松島産業 と 関東天然瓦斯開発
平均年収が802万円なのはどっちの会社?
三井松島産業の平均年収を見る
関東天然瓦斯開発の平均年収を見る