子どもの好き嫌い、どうしてますか?
「子どもが嫌いなものは食べてくれないから、作らないようになる」
「子どもが好きなものしか作らない」
テレビの報道関係者を相手に、なん人もの母親がこう答えていました。世界初の「食育基本法」ができるくらいですから、わが国の子どもの食の乱れは深刻です。
子どもに食べさせる行為は、早い話が餌付け。愛情に満ちた餌付けです。飽食の国の仇花(あだばな)のような偏食が問題になっているのは、わが国だけです。私の独断と偏見を避けるために、子育て中の外国の親友数人に、子どもの偏食について聞いてみました。
各国の母親たちは口裏を合わせたかのように、こういっていました。
「小さいうちは好き嫌いがあっても、だんだんになくなるものよ。ただ、家庭でも学校の給食でも、あなたに食べてもらいたいから作っているということを、わが子にわからせなくてはなりません」

ちなみに子どもが嫌いな食べものを母親たちにたずねたら、ほうれん草が圧倒多数でした。「からだにいいから食べなさい」という母親の説明を子どもは聞き、やがて納得して食べるようになります。
ほうれん草から、ビタミンやミネラルなどの豊富な栄養を摂取するだけでなく、子どもは食べものを通じて、母子のコミュニケーションも身につけるわけです。
しっかりと母親らしいことをしているように見えて、実はあまり意味がないのに、学校や世間で決められていることをこなしているだけ、という場合もあります。わが国から見れば非常識ですが、効率的で経済的といえなくもない、フランスの体操着のお話をしましょう。







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