投資家は相場において負けを選好する
相場で自ら「負けたい」と思っている投資家など存在しません。しかし、なぜか投資家は自ら負けようとする心理状態に陥りやすく、自ら相場で負けるための行動を選好する習性があると言われています。陥りやすいというよりも、大多数の人が元来持っている思考が、相場で負けようとするものと言った方がいいのかもしれません。
その最たる投資理論の1つ「行動ファイナンス理論の1つであるプロスペクト理論」を、問題と例を使って、説明してみたいと思います。
投資中級者以上、ある程度の投資書籍を読まれた方には、「またこの話か!」と言われそうですが、これは投資家の心理を表すもっとも有名で、もっとも分かりやすい例です。
投資・投機初心者様には考える価値のある、知っておいて損はない問題と思われますので、取り上げてみます。
以下の問題から、どちらか一つの答えを選んでみてください。

さてあなたはどちらを選びますか?
そして問題をもう1つ。

さて、あなたはどちらを選びましたか?
Q1では、多くの方が、①の確実に100万円をGETできる方を選んだのではないでしょうか?
Q2では、少なくない方々が、お金を失いたくないとの思いから、②のサイコロ勝負を選んだのではないでしょうか?
投資家は利益に対して臆病で、リスクに対して鈍感
では、相場的に(数学的に)どちらが、資金を増やすために・資金を減らさないために効率的な回答かということを検証してみましょう。
















