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下落相場で収益を増大する「スイング・トレード」

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2008/10/20 14:00

移動平均線、信用取引の評価損益率、PBRと、さまざまに分析してみても、「異常」だ。この歴史的な相場では、多少リスクをとってスイング・トレードで収益の増大を図るのも1つの方法である。【バックナンバーはこちら】

スイング・トレードで収益の増大化を図る好機

 18日、産経新聞が、「米国発の金融不安で日経平均株価が暴落し、9000円を割り込んだ10日以降、ネット証券各社に個人投資家からの口座開設の申し込みや資料請求が急増、通常の2~5倍に上っていることが18日分かった」と報じている。私は、当コラムを、初中級のデイトレーダー向けに役に立つ手法や考え方を述べる趣旨で連載を引き受けた。しかし、歴史的な下落局面では、リスクの小さいデイトレではなく、多少スイング(株式の保有期間を数日、数週間程度延長する)的な手法を取り入れ、宵越しのポジションを持ち、高リスクを取って収益の増大を図るのも一法だと思う。

 損切りを嫌い、塩漬け株として評価損を抱えていることに鈍感になり、ただ漫然と長期間株式を保有することは、賢明な投資とは、私は思わない。基本的には、上げ相場では株は買うものだが、下げ相場では株は空売りするべきものと考えている。下がると思っていて株を保有し続ける行為は、カネをドブに捨てることに等しいのだ。下がると思ったら、躊躇(ちゅうちょ)せず、ブン投げる。これが投資の基本だろう。

 ただし、現在のような歴史的な割安・売られ過ぎを示唆する異常値が続出していたり、今回ほどでなくても、大底を示唆する指標が出ているときは、デイトレでコツコツ稼ぐよりも、特別な株式のバーゲンセールと認定し、リスクテイクして、スイング・トレードした方が、売買手数料を抑えられる他、ギャップ・アップも収益化できるので、積極的に行ってもいいと考える。むろん、この投資はギャップ・ダウンによる打撃も被る確率は高いが、あくまでも、特別なバーゲンセールの期間限定の手法として割り切りたい。(次ページへ続く)


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本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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