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長生きはリスク そして相場で利益が発生することもリスクだ

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2008/12/05 09:00

 リスクとは一般的にはネガティブなものですが、相場においては投資資金を失うというネガティブなリスク以外にも、勝ち過ぎるポジティブなリスクというものも存在します。相場におけるリスクを、初心者投資家から一歩抜け出すために、御一緒に考えてみましょう。(バックナンバーはこちら)

「長生き」がリスクに?

「長生きのリスク」という言葉をご存知でしょうか?
 長生きがリスクというのは非常に失礼な表現ですが、残念ながら、これはライフプラニングにおける一般的な言葉であり、柱となる公的年金があのザマでは、その財政が危機的状況に陥っていることを考えれば、従来のような年金収入中心の老後生活は描き難いという現実もあります。長生きをリスクと言うことは、残念ながら多くの国民にとって適切な言葉と言えるでしょう。

 長生きという本来好ましいことが、リスクというネガティブな言葉に結びつくことは不快ではありますが、これは、相場においても当てはまる大切な、そして必要な考え方です。

相場におけるリスク

 投資初心者の方は、「相場におけるリスク = 損失(資産減少)のリスク」 と捉えがちですが、必ずしもそうとは言えません。投資(投機)におけるリスクとは、一般のリスクとは異なります。
 相場におけるリスクとは、「投機的リスク」と「純粋リスク」の2つに大別されます。

「純粋リスク」とは、損失のみが発生することが特徴のリスクです。これに関しては、特に説明はいらないでしょう。負ける、損失を被る、自己資産を失うことがリスクということです。

 一方、「投機的リスク」とは、統計的予測が困難なリスクを言います。「投機的リスク」は損失だけでなく、利益が発生する場合があるというのが、その特徴です。
 今回は、その「投機的リスク」についてお話したいと思います。

 

なぜ「利益が発生すること」がリスクなのか

 投資初心者の方は、「利益が発生することがなぜリスクなのか?」と思われるでしょう。わかりやすく説明してみます。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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