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ギャンブルの必勝法を株式投資に生かす 「マーチンゲール法」とは

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2009/01/20 09:00

 ギャンブルの必勝法と言われるものに「マーチンゲール法」があります。ギャンブルの手法を相場に当てはめるのは、いかがなものかとも思われますが、このマーチンゲール法は、投資における考え方の1つとして興味深いものがあります。(バックナンバーはこちら)

必勝法と言われる、マーチンゲール法

 ギャンブル必勝法と言われる、有名な「マーチンゲール法」をご存知でしょうか?
「マーチンゲール法」と言うと、なにやら特殊な、格好の良い手法に思えますが、簡単に言えば、単に「負けたら倍賭け」の手法です。

 ルーレットを例にとれば、二分の一で勝てる確率があるのは、「赤」と「黒」です(厳密には「0」や「00」があるので、二分の一の確立にはなりませんが)。マーチンゲール法とは、このように勝敗が二分の一の確率のギャンブルに、負けるたびに二倍の投資金額をつぎ込んでいく手法です。

 例えば、初回に1万円を賭けて負けたとします。次は、1万円の倍額=2万円を賭けます。勝った場合は4万円(2万円×2倍)の回収、投資金額は3万円(1万円+2万円)ですから、トータル1万円の利益となります。

 一方、負けた場合は、次に2万円の倍額=4万円を賭けます。勝った場合は8万円(4万円×2倍)の回収金額で投資金額は7万円(1万円+2万円+4万円)ですから、トータル1万円の利益となります。負けた場合は、次に4万円の倍額=8万円を・・・

 何回負けても、一度でも勝てば利益が出るのがマーチンゲール法です。
 確かに、必勝法なのかもしれないと思えてきます。

必勝法とは言えないマーチンゲール法

 ここまでをお読みいただいたところで、ご存知の方、もしくは勘のいい方はすでにお気づきでしょう。何回負けても一度でも勝てば確実に利益が出るのがマーチンゲール法ですが、いつかは確実に破産するのがマーチンゲール法です。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • Heyward(ヘイワード)

    本業絶不調のため、やむなく相場で食っている一個人投資家。
    「勝たなくてもいい・負けなければ。負けても負けの金額を限定すること!」をテーゼに先物相場で日々奮闘中。
    楽観的・魅力的な先物相場の見方は証券会社にお任せして、私からは先物の恐ろしさ、個人投資家が陥りやすい相場に潜む罠、相場に起こる事象の見方・解釈、相場に挑む際の心の持ちよう等々を、個人投資家ならではの、しがらみのない立場で、皆様にお伝えできればと思います。
    日々の相場概観、ザラ場リアルタイム情報はブログ「株と先物の勉強会」にて更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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