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高級車ばかり売れるドバイ自動車市場 ベンツは昨年9月に販売台数過去最高を記録

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2009/01/17 09:00

 世界的に自動車業界は厳しい状況ですが、中東では自動車の販売台数が伸びています。UAEの2008年の1~6月の自動車の販売台数は37%増であり、高級車のシェアは全体の24%を占めています。(バックナンバーはこちら)

タクシー初乗り100円、ガソリン代は1リットル40円

 ドバイに旅行に行くと、移動手段は主にタクシーです。タクシーの初乗りは約100円と安く、600円もあれば大体の場所に行くことができます。

 ガソリン代は1リットル約40円、日本の3分の1程度の価格ですので、この安さも納得です。インドやバングラディシュ、パキスタン、エジプトなど、様々な国の人がタクシーの運転手として働いています。ドバイに旅行する場合は、タクシーに乗る機会が多いと思いますので、運転手さんに色々と聞いてみると、現地の様子やドバイの現状などを知ることができます。

 ドバイには、ピンク・タクシーと呼ばれる、名前の通りピンク色のタクシーが走っています。とはいっても、車体全体がピンク色というわけではなく、上の部分がピンク色になっているだけですので、それほど奇抜なデザインではありません。

 ピンク・タクシーとは、女性ドライバーが運転する女性専用のタクシーで、女性客または女性を含む家族が乗ることができます。まだ台数は多くありませんので、もし見かけたらラッキーかもしれませんね。

走っているのは日本車ばかり! トヨタ車が大人気

 海外に行ったら、まずチェックするのが自動車。どんな車が好まれているのか、普及しているのかを観察することは、その国の経済を知るきっかけになります。

 ドバイはトヨタ車が非常に多く、全体の80%近くを占めているように見えました。「どこかで見たことのある車のラインのような…」とぼんやりと眺めていたら、あっちもこっちもトヨタ車だらけで、その台数の多さに驚きました。まるで名古屋にいるような錯覚を起こしてしまいそうです。その他には日産、レクサス、ベンツがよく走っており、リゾート地の駐車場には、見たことのない高級車がズラリと並んでいます。

 日本ではガソリン代の高騰により自動車を利用する人が減少し、また若者の自動車の購買意欲が低下するなど、自動車業界には激しい向かい風が吹いています。さらに、サブプライム問題を発端とする世界金融危機による販売不振が追い打ちをかけ、業界は大打撃を受けています。

 2008年11月には、トヨタの2009年3月期の営業利益予想が73.6%減と発表され、市場関係者を驚かせました。金融危機による販売不振、原材料の高騰などの要因により、世界的に自動車業界は厳しい時代を迎えています。
 しかし、中東では自動車の販売は好調です。(次ページへ続く)


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著者プロフィール

  • 内藤 美穂(ナイトウ ミホ)

    1984年生まれ。株式会社ガジェットウェア代表取締役兼CEO。大学在学中にガジェットウェアを設立。日経ウーマン「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2009」キャリアクリエイト部門10位受賞。外資系投資銀行やベンチャーキャピタルとのパイプを持つ。学生時代より投資家としてTV、新聞、雑誌など各メディアに取り上げられる。18歳の頃にeワラント取引を始めたのをきっかけに、日本株、中国株、FXなどを取引する。現在、投資関連事業の一環として「ドバイ株ドットコム」でドバイ株口座開設サービスを提供している。
    Miho Naito CEO blog」でブログを更新中。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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